2022-2023シーズンプレシーズンマッチ 横浜キヤノンイーグルス戦試合結果
22.10.22(土)13:00キックオフ
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クボタスピアーズ |
||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 合計 | 24 | |||||
| T | G | PT | PG | DG | 計 | |
| 前半 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 19 |
| 後半 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |
| VS |
|---|
| 合計 |
| 前半 |
| 後半 |
|
横浜キヤノンイーグルス |
||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 合計 | 45 | |||||
| T | G | PT | PG | DG | 計 | |
| 前半 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 21 |
| 後半 | 4 | 2 | 0 | 0 | 0 | 24 |
出場選手
| # | スターティングメンバー |
|---|---|
| 1 | 山本 剣士 |
| 2 | 大熊 克哉 |
| 3 | 才田 智 |
| 4 | 松井 丈典 |
| 5 | 青木 祐樹(前半Cap) |
| 6 | 土谷 深浩 |
| 7 | 岡山 仙治 |
| 8 | 千葉 雄太 |
| 9 | 岡田 一平 |
| 10 | 侭田 洋翔 |
| 11 | 木田 晴斗 |
| 12 | Tony Hunt |
| 13 | テアウパ シオネ |
| 14 | 山崎 洋之 |
| 15 | 金 秀隆 |
リザーブメンバー
| # | リザーブメンバー |
|---|---|
| R | 加藤 一希 |
| R | 大塚 健太郎 |
| R | 福田 陸人 |
| R | 松波 昭哉 |
| R | オトジョシュア 輝恵 |
| R | 堀部 直壮(後半Cap) |
| R | 玉置 将也 |
| R | 積 賢佑 |
| R | Asipeli Moala |
| R | 古賀 駿汰 |
| R | 押川 敦治 |
| R | 近藤 英人 |
| R | Rikus Pretorius |
| R | 中田 翔太 |
| R | 岩佐 賢人 |
| R | 島田 悠平 |
個人得点
| 氏名 | T | G | PG | DG | 計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 大熊克哉 | 2 | 10 | |||
| 侭田洋翔 | 2 | 4 | |||
| 千葉雄太 | 1 | 5 | |||
| 近藤英人 | 1 | 5 |
入替・交替
| 種類 | 時間 | 背番号 |
|---|---|---|
| 戦術 | 後半0分 | 1→16 |
| 戦術 | 後半0分 | 2→17 |
| 戦術 | 後半0分 | 3→19 |
| 戦術 | 後半0分 | 7→20 |
| 戦術 | 後半0分 | 5→21 |
| 戦術 | 後半0分 | 6→22 |
| 戦術 | 後半0分 | 7→23 |
| 戦術 | 後半0分 | 8→24 |
| 戦術 | 後半0分 | 7→25 |
| 戦術 | 後半0分 | 10→26 |
| 戦術 | 後半0分 | 11→27 |
| 戦術 | 後半0分 | 12→28 |
| 戦術 | 後半0分 | 13→29 |
| 戦術 | 後半0分 | 14→30 |
| 戦術 | 後半0分 | 15→31 |
| 戦術 | 後半20分 | 17→18 |
レポート
クボタスピアーズ船橋・東京ベイのプレシーズンがスタートしました。
9月からスタートを切り、7週に渡る準備期間で戦術を落とし込んだチームは、プレシーズンマッチ初戦を横浜キヤノンイーグルスと対戦。
外国人選手といった主力選手が多く出場した相手チームに対して、スピアーズは若手選手主体で挑みました。負けてはしまいましたが、新入団選手やこれまで試合機会に恵まれなかった選手たちが実戦の経験を積む実りのある一戦となりました。

前半:序盤連続トライ奪われるもペースを奪い返し2点差で折り返し
スピアーズボールでキックオフした前半。
キックオフ直後からペナルティを繰り返し、自陣でのプレーが続くと前半5分にゴール前スクラムから相手ナンバー8にボールを持ち込まれトライを許します。
その後も2本立て続けにペナルティを犯すと、自陣ゴール前ラインアウトのピンチから、そのままモールを押し込まれトライを許し、コンバージョンキックも決められ0-14と前半10分で2トライを奪われます。

しかし、その後のリスタートからテアウパ選手の好タックルからボールを奪った大熊選手が突進。タックルを受けながらも強さを見せて、インゴールに飛び込みトライ。侭田選手コンバージョンを込めて7-14と点差を詰めます。



このトライを機に敵陣でプレーを続けるスピアーズは、前半19分にゴール前ラインアウトのチャンスを得ると、モールを押し込みます。固いモールはインゴールを割り、最後は千葉選手がトライ。コンバージョンは不成功となり前半20分12-14と2点差に。

その後は互いにイーブンの展開。激しくハイレベルなプレーで緊張感のある時間が続きます。
特にディフェンス面では、ひとりひとりの接点も強く、スピアーズは人数をかけるタックルで相手の攻撃を断ちます。
特に12番のトニー選手や13番のテアウパ選手は、外側から早い出足で仕留めるタックルで貢献します。

↑この日、スピアーズ試合デビューとなったトニー・ハント選手
28分にはトライを奪われてしまいますが、前半終了間際にゴール前のピンチを脱出してからしっかりとエリアをとり、38分には連続攻撃から大熊選手が2トライ目を取り、2点差に詰めて前半を折り返します。


後半:4連続トライ奪われるが最後は1トライを返す
前半からメンバーを総入れ替えして臨んだ後半。
スピアーズはキックオフレシーブから、アシペリ選手の突進などでアグレッシブな姿勢を見せます。

ところが、攻撃を継続することができず相手にボールを渡してしまう場面が目立ちます。
対する相手はキックをうまく使いエリアをとると、セットプレーや近場の攻撃から外に展開する攻撃で応戦。スピアーズはやや劣勢の展開になり、後半4分にトライを奪われます。
相手の強い接点に対して、運動量と直向きなプレーで応戦しますが、久しぶりの試合のためか、若さゆえか、肝心な時間帯でのミスや反則で敵陣に入ってもスコアすることができません。
それに対し、イーグルスはスピアーズ陣に入ると確実にトライ。
後半14分、19分、32分と後半4連続トライを奪われてしまいます。
悪い流れを断ち切ることができずに、試合終了かと思われた後半34分。
相手のキックからカウンターで攻め込み、スクラムハーフの古賀選手が持ち出しオフロードパス*1で押川選手に繋ぎ、抜け出すと外から上がってきた近藤選手にロングパス。
このボールを受けた近藤選手はスピードを活かして走り切り、そのままトライ。ゴール不成功とはなりますが、このアグレッシブなバックスの一連のコンビネーションで24-45と後半初得点を奪います。




その後、互いに最後まで激しく攻めますがスコアボードが動くことはなく、試合は終了しました。
【試合後コメント】

フラン・ルディケヘッドコーチのコメント
「まずは試合経験の少ない選手たちがこうしてプレーできたことを嬉しく思います。
これまで積み上げてきた戦術やコンビネーション、そして各々の選手の試合勘やゲームフィットネスの確認という点でいい機会となりました。課題はいくつかありますが、変えるべく所を変えて改善し、成長していきたいと思います。」

青木ゲームキャプテンのコメント
「結果は残念でしたが、積み上げてきたことを出せた80分となったと思います。
上手くいった部分もいかなかった部分もありますが、しっかりと学びとして次につなげて、次戦以降も戦っていきます。」
【ピックアップ写真】

↑司令塔は若い選手が活躍。前半スタンドオフとしてプレーした2年目の侭田選手

↑後半スタンドオフとしてプレーしトライをアシスタントした1年目の押川選手

↑新入団のリカス選手は後半プレー。スキル・身体能力・判断とバランスがとれた選手で試合経験を積みさらなるチームへのフィットが期待できる

↑後半途中から出場した福田選手は、セットプレーの安定とフィールドの強さで貢献。激戦区ポジションのフッカーとしてさらなる成長が楽しみな選手

↑新入団選手の加藤選手は、試合後チームメイトにラグビーができることの喜びと感謝を伝えた
【ラグビー用語解説】
*
1.オフロードパス
タックルを受けながらのパス






























