2021-22シーズン NTTリーグワン 第13節試合結果
22.04.17(日)14:30キックオフ
クボタスピアーズ |
||||||
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合計 | 71 | |||||
T | G | PT | PG | DG | 計 | |
前半 | 6 | 5 | 0 | 0 | 0 | 40 |
後半 | 5 | 3 | 0 | 0 | 0 | 31 |
VS |
---|
合計 |
前半 |
後半 |
NECグリーンロケッツ東葛 |
||||||
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合計 | 41 | |||||
T | G | PT | PG | DG | 計 | |
前半 | 2 | 2 | 0 | 2 | 0 | 20 |
後半 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 21 |
出場選手
# | スターティングメンバー |
---|---|
1 | 海士広大 |
2 | ジャバ・ブレグバゼ |
3 | オペティ・ヘル |
4 | デーヴィッド・ブルブリング |
5 | ルアン・ボタ |
6 | トゥパフィナウ |
7 | ピーター・ラピース・ラブスカフニ |
8 | ファウルア・マキシ |
9 | 谷口和洋 |
10 | 岸岡智樹 |
11 | 金秀隆 |
12 | 立川理道(Cap) |
13 | テアウパシオネ |
14 | 根塚洸雅 |
15 | ゲラード・ファンデンヒーファー |
リザーブメンバー
# | リザーブメンバー |
---|---|
R | 杉本博昭 |
R | 山本剣士 |
R | 松波昭哉 |
R | 堀部直壮 |
R | 末永健雄 |
R | 藤原忍 |
R | 中田翔太 |
R | 木田晴斗 |
個人得点
氏名 | T | G | PG | DG | 計 |
---|---|---|---|---|---|
ファウルア・マキシ | 1 | ||||
ゲラード・ファンデンヒーファー | 1 | 7 | |||
谷口和洋 | 4 | ||||
オペティ・ヘル | 1 | ||||
立川理道 | 1 | 1 | |||
ジャバ・ブレグバゼ | 1 | ||||
テアウパシオネ | 1 | ||||
木田晴斗 | 1 |
入替・交替
種類 | 時間 | 背番号 |
---|---|---|
入替 | 後半7分 | 15 → 23 |
入替 | 後半7分 | 8 → 20 |
入替 | 後半7分 | 3 → 18 |
入替 | 後半7分 | 2 → 16 |
入替 | 後半7分 | 1 → 17 |
入替 | 後半12分 | 9 → 21 |
入替 | 後半15分 | 10 → 22 |
交替 | 後半20分 | 5 → 19 |
レポート
第13節は同じ千葉県をホストエリアに持つもの同士の対戦「千葉ダービー」
12節までを終えて2位のスピアーズは12位のグリーンロケッツと対戦しました。
前半: ディフェンスから先制!剛柔織り交ぜたトライでペースをつかむ
スピアーズボールでキックオフ。キックオフ直後は両者キックをし合うエリアの取り合いとなります。このキック合戦の末、自陣相手ボールのピンチでゴールラインを背負う展開に。
スピアーズはいつも通りの早い出足のディフェンスで応戦。相手のライン際からの攻撃で、外に展開したところ、これを読んでいたマキシ選手がインターセプト*1。
スピードに乗ったマキシ選手はそのまま80m近く走り切り前半4分トライ、ゴールも成功し7-0に。
その直後にペナルティゴールで3点返されますが、その後のリスタートで敵陣に入ると、スピアーズは連続攻撃からボールを動かします。左外側の狭いスペースに攻撃を仕掛け、岸岡選手が相手ディフェンスをよく見た鋭いパスでラピース選手に。左外側のスペースを抜け出したラピース選手はその後谷口選手にパスし、そのままトライ。ゴールも成功し、14-3に。
ただ、相手は徹底したキックを使った攻撃を仕掛けます。キックを使い、キャッチした相手にディフェンスでプレッシャーをかけ、ボールを取り返そうとしますが、それをファンデンヒーファー選手や金選手、根塚選手といったバックスリー*2の選手たちが落ち着いて処理します。
グリーンロケッツは、10分にペナルティを奪うとペナルティゴールを手堅く成功させて14-6に。
対するスピアーズは、アグレッシブな姿勢で応戦。
中盤中央付近でのペナルティから、ゴールを狙わずタッチに蹴りだし、ラインアウトを選択すると、敵陣22m付近のラインアウトから攻撃を展開。その攻撃はいたってシンプル。1パスでシンプルにディフェンスラインにぶつかりに行き、フェーズ*3ごとにゲインライン*4を突破。右外から始まったアタックは左ライン際から折り返すころには、ゴール前に。このゴール前でのアタックをパス、もしくはラックから直接持ち出し、フォワードの大きな選手が前にでると、最後はオペティ選手がフォローする選手たちの後押しを受けインゴールに飛び込みトライ(ゴール成功で前半20分21-6)
その5分後には、前の力強さが出たトライとは真逆といえるような、流れなるような攻撃でトライに。
相手キックからカウンター攻撃で金選手がボールを貰うと、独特のステップを活かしてスルリとディフェンスを突破。そこからすぐに攻撃の陣形を整えると、右外に大きく展開。ライン際でトゥパ選手、マキシ選手とオフロードパス*5を繋ぎ、最後は良くサポートしていた谷口選手に渡り、トライ。
その後、スピアーズのコンテストキック*6からボールを奪われ、両チーム選手が交差したところラインブレイクを許し、相手トライ。
すぐさま今度は敵陣でのスピアーズ攻撃から岸岡選手がディフェンス裏に落とすキックを見せると2バウンドしたところに立川選手が走り込んでキャッチし、そのままトライ。
その直後には、自陣ディフェンスからわずかなスキを突かれ、タックルミスからトライを許すといったトライの取り合いの展開に。
ハーフタイムまでに点を取り返して終わりたいスピアーズは、前半ラストプレーで相手のキックカウンターから根塚選手がラインブレイク。タックルを受けながらもギリギリのところで谷口選手にオフロードパスし、谷口選手がこの日3トライ目を演出。
序盤はロースコアの手堅いゲームになるかと思われましたが、前半終了すると40-20のスコアボードが良く動く点の取り合いとなった前半となりました。
後半: 前半以上のトライの取り合いは両チーム合計16トライのハイスコアゲームに
後半は、早速先制。
ファンデンヒーファー選手のラインブレイクから根塚選手、そして再びファンデンヒーファー選手に繋ぐ、この数節絶好調の二人の活躍で後半1分にトライ(ゴール成功で47-20)
後半6分には、敵陣からゴールを細かく繋ぎながらこの日スピアーズの公式戦デビューとなったジャバ選手が、足腰の強さを見せて連続トライ。ゴール成功で54-20と点差が広がります。
このタイミングで山本選手、杉本選手、松波選手、末永選手、木田選手といったエネルギー溢れる選手を5人投入。メンバー交替後も勢い止まらず11分には敵陣22m付近からモールを押し込んだところラピース選手が持ち出し、谷口選手にオフロードパス。
谷口選手はこの日4本目のトライとなります。
ゴールキッカーはファンデンヒーファー選手から立川選手に変わりますが、残念ながらこのゴールは不成功。スコア59-20となります。
ところが、この後から前半同様トライの取り合いの展開に。
後半13分にはトライとゴールを返され59-27。
後半15分にスタンドオフ岸岡選手を下げ、立川選手がスタンドオフの位置に。
後半21分には、その立川選手のグラバーキック*7からテアウパ選手がトライし、64-27に。
ディフェンスから相手ボールを奪い、そこからのカウンターアタックで敵陣後半29分には、モールから末永選手が持ち出してゴール前迫ると、バックスに展開し立川選手がうまく溜めてパスしたボールに走り込んだ木田選手がインゴールに飛び込み、立川選手のゴールも成功し71-27となります。
残り10分、互いに攻め合いますが、試合終了間際のグリーンロケッツの猛攻を止めきれず、後半32分、そして試合終了間際と連続トライを奪われ、最終スコア71-41で勝利となりました。
両チーム通じて合計16トライのハイスコアゲーム。攻撃面では、前節の課題を修正した明るい部分は多くみられましたが、41点という失点数は今季最大失点数です。
レギュラーシーズンも残り3戦。この試合出た課題を修正し、次戦からのホストゲーム2連戦に向け準備していきます。
★現在の順位
スピアーズはこの試合で、ボーナスポイントを含む勝ち点5点を獲得し、合計勝ち点49点で2位に位置しています。
★この試合のハイライト映像はこちらです↓
https://youtu.be/wxzpYUCB6H8【試合後コメント】
ヘッドコーチコメント等の記者会見でのコメントは、リーグワンホームページ試合レポートをご確認ください。
【ピックアップ写真】
↑プレイヤー・オブ・ザ・マッチは4トライ獲得した谷口選手
↑この試合でスピアーズデビューとなったジャバ選手
↑今季初出場となる海士選手
↑中田選手はこの試合で公式戦デビュー
↑木田選手もスピアーズでデビューし、1トライとり堂々としたプレーを見せた
【ラグビー用語解説】
*
1.インターセプト
パスカットのこと。一瞬で攻防が逆になるので、インターセプトされた場合はそのまま走り切られトライになることが多い。バックスの選手など、インターセプトを狙っている選手は多い。
2.バックスリー
ウィングとフルバックの総称。キック処理の時に後ろに下がることが多い。
3.フェーズ
スクラムやラインアウトからカウントされ、ラックやモールが形成さえる度に1フェーズ、2フェーズと繰り返される。
4.ゲインライン
スクラムやラックなどでその攻撃の起点となるポイントからゴールラインに平行にひかれた見えない線
5.オフロードパス
タックルを受けながらのパス
6.コンテストキック
味方と相手で競り合わせるキックのこと
7.グラバーキック
ボールが地上を転がすゴロのキック。
【次戦についてのお知らせ】
次戦はホストスタジアム江戸川区陸上競技場でのホストゲームです。
たくさんのファンサービスを用意してお待ちしております。
NTTリーグワン2022第14節
相手:コベルコ神戸スティーラーズ(現在7位)
日時:4月23日(土)12時
場所:江戸川区陸上競技場
https://league-one.jp/stadium/4
【次戦の観戦情報】
ホスト&ビジター:ホストゲームゲーム
ジャージー:ファースト
チケット情報
■ファンクラブ隊員
詳しくはこちらのページから
■一般
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2205707&rlsCd=001&lotRlsCd=
TV放映
Jスポーツ4(生放送)
https://www.jsports.co.jp/program_guide/03/12/93442_4239814
Jスポーツオンデマンド(LIVE配信)
https://jod.jsports.co.jp/p/rugby/leagueone/93442-L
HUB
HUB船橋店含む他店舗で放映予定
https://www.pub-hub.com/index.php/event/detail/24813
アプリ
スーパー応援した方&サブスク登録者にはデジタルサイン入り画像をプレゼント!どの選手の画像がプレゼントされるかはお楽しみに!
同様の内容をTwitterでも連携予定です。
https://app.spo.live/share/?sportsId=rugby&leagueId=league_one_2022&gameId=22570&locale=ja&t=1650183091534