GAME試合結果

NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 第2節 試合結果

22.12.25(日)12:00キックオフ


クボタスピアーズ
合計 27
T G PT PG DG
前半 1 0 0 1 0 8
後半 2 0 0 3 0 19
VS
合計
 
前半
後半

横浜キヤノンイーグルス
合計 27
T G PT PG DG
前半 1 1 0 1 0 10
後半 2 2 0 1 0 17

出場選手

# スターティングメンバー
1 海士広大
2 マルコム・マークス
3 松波昭哉
4 ルアン・ボタ
5 デーヴィッド・ブルブリング
6 ピーター・ラピース・ラブスカフニ
7 末永健雄
8 ファウルア・マキシ
9 藤原忍
10 バーナード・フォーリー
11 木田晴斗
12 立川理道(Cap)
13 テアウパシオネ
14 根塚洸雅
15 ゲラード・ファンデンヒーファー

リザーブメンバー

# リザーブメンバー
R 大塚健太郎
R 加藤一希
R オペティ・ヘル
R ヘルウヴェ
R トゥパフィナウ
R 谷口和洋
R ライアン・クロティ
R 島田悠平

個人得点

氏名 T G PG DG
バーナード・フォーリー 4 12
木田晴斗 1 5
ライアン・クロティ 1 5
オペティ・ヘル 1 5

レポート

開幕戦を勝利でスタートした今季、第2節もビジターゲームで横浜キヤノンイーグルスを相手とします。昨季公式戦の同カードの戦績は1勝1敗、今季プレシーズンマッチでは敗戦しています。

イーグルスは開幕戦を強豪のコベルコ神戸スティーラーズを相手に勝利しており、今季上位に食い込む可能性が高く、ここでの勝敗が後々の順位争いに関わる重要な一戦です。



前半:コンテストキックとモールで圧を受けチャンスを作れず

スピアーズボールでキックオフした前半、予想通り互いにキックを蹴り合う攻防となります。ここから徐々にディフェンスやブレイクダウンで圧をかけながら敵陣に入りたいところですが、5分に中盤で相手に外に展開されたところでラインブレイクを許し、0-7と先制されてしまいます。


この後も相手は9番からのコンテストキック*1を多用し、スピアーズもうまく対応しますが、このコンテストキックからペナルティを奪われ、ゴールキックにより失点。0-10とします。

この後もハンドリングエラーや反則もあり、なかなか敵陣に入り込むことができないスピアーズですが、23分にはラインアウトを起点とした連続攻撃から反則を誘い、ゴールを選択し3点追加。3-7とします。



ここでの攻撃のように、敵陣でボールを保持すれば確実に前に出ることができますが、その敵陣に入ることがなかなかできません。相手の強みでもあるモールでも効果的に止めることができず、反則を繰り返し、防戦一方の時間帯が37分まで続きます。

しかし、前半終了残り一分のところで、ゴール前スクラムからショートサイドを藤原選手→フォーリー選手→木田選手と繋ぎ、木田選手が右外にトライ。
ゴール不成功で8-10で前半を終了します。



エリアを取れず反則を奪われ、ほぼ相手ペースで終わった前半ですが、その中でも敵陣に入ることができればしっかりと得点に繋げられた前半。後半では、この敵陣でのチャンスの機会を増やし、逆転を目指したいところです。



後半:リザーブ選手が躍動し試合終了間際に同点に


逆転を目指して始まった後半ですが、なかなか敵陣に入ることはできません。後半スタートからゴール前でモールを組まれ、後半5分にモールからの展開攻撃によってトライを奪われます。


ゴールキック成功で8-17と9点差になったところで、オペティ選手、ウヴェ選手、トゥパ選手といったインパクトのある選手を投入。



その交替した選手たちが早速連続攻撃から相手にプレッシャーをかけ、反則を得ると10分にペナルティゴールで追加点。11-17と点差を縮めます。

それでも、フィジカルが自慢のスピアーズフォワード陣に対して、それを真正面から受けて止めて、前に出さない相手のディフェンスも素晴らしく、17分にはスピアーズの反則から3点を追加。

その直後のリスタートからは、今度はスピアーズのフォワードが相手から反則を奪い、19分、26分にゴールキックを成功。互いに反則で3点を奪い合うタイトな攻防が続きます。




この硬直状態から抜け出したのは、イーグルス。30分間際からスピアーズ陣で攻撃し続け、31分に右外にトライ。ゴールも成功し、17-27と10点差に。

残り時間や点差を考えて、まずはトライが欲しいスピアーズは、中盤のスクラムのアタックから根塚選手から抜け出したところ、オペティ選手、ウヴェ選手が突進し前にでます。勢いがうまれたところで、立川選手が相手ディフェンス裏に転がすキックでゴール前に。このラックから交替したばかりのクロッティ選手がインゴールに潜り込みトライが認められます。ゴールは不成功となるものの、残り時間5分で5点差。




相手は追加点を奪い勝利を手中に、スピアーズはトライで同点に追いつきたいところ。

このギリギリの攻防を引き寄せたのはスピアーズ。

相手ラインアウトのミスボールに反応した大塚選手が、前にでてラックを作ると連続攻撃から前にでます。クロッティ選手の突進でボールを奪われてしまいますが、タッチに蹴り出そうとしたところでファンブル。これをキャッチしたオペティ選手が速さを見せてゴール前迫り、マキシ選手にパスするとラックを形成。

その後、トゥパ選手の突進で作ったラックから、再度オペティ選手がボールを持ってインゴールに潜り込み同点に追いつくトライ!終了間際の後半40分に同点に追いつきます。



その後のゴールは不成功となり、同点で試合終了となりました。


スピアーズの強みは消され、フォーリー選手のゴールキックも不調。その中でも、リザーブ選手を含めた全員であきらめなかった姿勢が、試合終了間際に同点という結果に繋げました。

期待していた勝利という結果ではありませんでしたが、上手くいかない中でも、最小限のダメージで試合を終えることができたことは、今後に繋がる大きな学びとなりました。

年末年始はリーグ全体として試合はなく、次は1月8日からの5連戦となります。今日の試合のように全員でこのハードな1月を戦い、さらなる成長を見せたいと思います。


★現在の順位
スピアーズはこの試合で勝ち点2を加え、合計6点で3位に位置しています。
★この試合のハイライト映像や記者会見レポートは、リーグワン公式ホームページの試合情報からご確認ください↓
https://league-one.jp/match/23986



【ピックアップ写真】


↑スクラムの安定に貢献した松波選手



↑木田選手は攻守で強さも見せる



↑後半モールを押すフォワード陣



↑谷口選手は後半出場し、ゲームのテンポをあげた



【次戦についてのお知らせ】

NTTリーグワン2022-23 第3節
相手:花園近鉄ライナーズ
日程:1月8日(日)12時キックオフ
場所:東大阪市花園ラグビー場


【次戦の観戦情報】

ホスト&ビジター:ビジター
ジャージ:ファーストジャージ


チケット情報
一般販売中
https://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=11027060

TV放映
J-SPORTS2
https://www.jsports.co.jp/program_guide/03/12/96515_2269010

配信:J-SPORTSオンデマンド




【ラグビー用語解説】


1.コンテストキック
ハイパントなどの味方と相手で競り合わせるキックのこと


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