GAME試合結果

NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 第5節 試合結果

23.01.21(土)14:30キックオフ


クボタスピアーズ
合計 25
T G PT PG DG
前半 1 1 0 1 0 10
後半 2 1 0 1 0 15
VS
合計
 
前半
後半

コベルコ神戸スティーラーズ
合計 21
T G PT PG DG
前半 1 1 0 0 0 7
後半 2 2 0 0 0 14

出場選手

# スターティングメンバー
1 海士広大
2 マルコム・マークス
3 松波昭哉
4 ヘルウヴェ
5 デーヴィッド・ブルブリング
6 ピーター・ラピース・ラブスカフニ
7 末永健雄
8 ファウルア・マキシ
9 藤原忍
10 バーナード・フォーリー
11 ゲラード・ファンデンヒーファー
12 立川理道(Cap)
13 ライアン・クロッティ
14 根塚洸雅
15 島田悠平

リザーブメンバー

# リザーブメンバー
R 杉本博昭
R 山本剣士
R オペティ・ヘル
R ルアン・ボタ
R トゥパフィナウ
R 谷口和洋
R 押川敦治
R テアウパシオネ

個人得点

氏名 T G PG DG
バーナード・フォーリー 2 6
ピーター・ラピース・ラブスカフニ 1 5
バーナード・フォーリー 2 4
ゲラード・ファンデンヒーファー 1 5
マルコム・マークス 1 5

レポート

ここまで3勝1分で2位に位置するクボタスピアーズ船橋・東京ベイは、ホストゲーム2戦目を強敵コベルコ神戸スティーラーズと対戦しました。

この試合は初お披露目となるBLKスペシャルジャージーの黒いユニフォームでプレーしたスピアーズ。黒と赤のジャージーを着た両チームは、えどりくの観客席にパワフルでアグレッシブなラグビーを見せました。




前半:優勢に進めるも取り切れず

当日の天候は晴天。しかし冷たい強風がグラウンドに吹きます。スピアーズは前半風下のなか、マイボールでキックオフします。


最初の20分はスピアーズがエリア、ポゼッション共に優勢にゲームをコントロール。マークス選手やウヴェ選手のラインブレイク、スクラムでペナルティを奪うなどして相手ゴール前に何度も迫ります。


ですが相手ディフェンスの接点も強く、あと一歩のところで取り切れない時間が続きます。こうした状況から20分過ぎに得た敵陣でのペナルティを、まずは先制とフォーリー選手がペナルティゴールを決めます。


こうしたゴールキックでコツコツと得点を入れる前半になるかと思ったその後のリスタート、一気に得点が動き始めます。

スピアーズがキックしたボールがノータッチとなると、スティーラーズがカウンターアタック。そのままスピアーズ陣で連続攻撃を仕掛けると、左サイドに細かいパスを繋がれトライを奪われます。


ゴールも決まり、3-7とリードされたところ、今度はお返しとばかりにリスタートからスピアーズが連続攻撃で畳みかけるように前にでてラピース選手がトライ。
ゴールも決め、10-7とさらに逆転。



互いに高い攻撃力を持つ両チーム、気を抜けば一気にスコアを許して点差が広がりかねません。

その後は、両者ゴール前に迫り、スピアーズのピンチの場面もありますが、TMO*1の結果、トライを認められずスコアは動かないまま10-7で前半を終えました。



後半:キックオフ直後で先制し最後まで逃げ切る

風上となった後半はスティーラーズボールでキックオフ。このボールをワンバウンドさせてキャッチしたのは根塚選手。この微妙な間で空いたディフェンスのスペースを見つけ出すと一気にランニングの角度を変えて突破。


自陣22m付近から敵陣10m付近まで独走し、ラックを作るとすぐさま攻撃の陣形を作ったスピアーズが左サイドに展開し、この日ウィングのポジションに入っていたゲラード選手がトライ。
ゴールは不成功ですが、根塚選手の突破でゲームを動かします。



その後、後半12分にマークス選手のジャッカル*2から反則を奪うと、ペナルティゴールを選択し成功。18-7と11点差に広げます。



風上の優位性を活かし、ブレイクダウンやキックでゲームをコントロールしながら徐々に点差を広げる。そんな、これまでの試合と同じようなシチュエーションにしたいところでしたが、スティーラーズはそうはさせません。

後半15分には、スピアーズ陣のミスから相手ボールスクラムになると、スティーラーズは連続攻撃。そこからスピアーズのディフェンス裏にキックをして、これを相手がキャッチし、右外トライ。ゴールも決め、18―14の4点差に。


スピアーズの3トライ目は、マークス選手が作りました。ディフェンスでのマークス選手のジャッカルからペナルティを得ると、ゴールラインまで10mの位置でラインアウト。このラインアウトからモールを作ると、一気に10mを押し切り最後尾でボールを保持していたマークス選手がトライ。ゴール決まり25-14に。



しかし、直後の26分にもスティーラーズのモールを起点とした連続攻撃から近場を押し込みゴール中央にトライ。25-21と再び4点差に。


ここからは試合終了まで息の詰まる攻防。
スティーラーズはスピアーズ陣に入り、逆転を狙い攻撃します。そんななかリザーブから後半出場のボタ選手が負傷。ロックの交替がいないなか、フッカーの杉本戦選手を投入し、フランカーへ。フランカーだったトゥパ選手がロックに入ります。

そうしたイレギュラーな状況でも、スピアーズ選手たちは相手の猛攻をぎりぎりのところで耐え続けます。最後は80分のホーンが鳴るまで2分間マイボールを保持し、タッチに蹴り出しノーサイド。
最後までヒリヒリした攻防を戦い抜き勝ち切りました。





★現在の順位
スピアーズはこの試合で勝ち点4を加え、合計20点でディビジョン1 2位に位置しています。


★この試合のハイライト映像や記者会見レポートは、リーグワン公式ホームページの試合情報からご確認ください↓
https://league-one.jp/match/24000?t1=0



【ピックアップ写真】


↑プレイヤーオブザマッチは後半のファーストタッチでラインブレイクした根塚選手



↑攻守で80分貢献したマークス選手には、ホストゲームパートナーからこの試合のMVPに選出されました。



↑ウヴェ選手はリーグワン50キャップ、ファンデンヒーファー選手と海士選手はスピアーズ50キャップ達成



↑後半フランカーで出場した杉本選手




【次戦についてのお知らせ】

NTTリーグワン2022-23 第6節
相手:リコーブラックラムズ東京
日程:1月29日(日)14時30分キックオフ
場所:江戸川区陸上競技場


【次戦の観戦情報】
ホスト&ビジター:ホスト
ジャージ:SDGs


チケット情報
一般販売中
詳しくはこちらのページから

TV放映
J-SPORTS2
https://www.jsports.co.jp/program_guide/03/12/96532_2269330

配信:J-SPORTSオンデマンド
https://jod.jsports.co.jp/p/rugby/leagueone/96532-L




【ラグビー用語解説】


1.TMO
テレビジョン・マッチ・オフィシャル、つまりビデオ判定のこと

2.ジャッカル
タックルをされたプレーヤーからボールを奪うプレー。アタック側にオーバーを入られるまでのほんの1〜2秒で奪う瞬間技


プラチナパートナー

  • 興和株式会社(バンテリン)

ダイヤモンドパートナー

  • 冨士機材
  • 新潟クボタ

ゴールドパートナー

  • 株式会社関東甲信クボタ
  • BLK
  • クボタ建機ジャパン
  • きらぼし銀行
  • 桐井電設工業株式会社
  • 株式会社オーティーエス(OTS)
  • 陽光産業株式会社(トキビル)
  • 東京ベイ信用金庫

オフィシャルパートナー

  • 大成建設株式会社
  • 国分グループ
  • 安藤ハザマ(安藤・間)
  • ジーマックスエネルギー株式会社
  • トーエネック
  • NIYU(二友組)
  • 株式会社ミクニ

事業連携パートナー

  • 桐井電設工業株式会社
  • 株式会社オーティーエス(OTS)
  • 株式会社日本オフィスオートメーション
  • 陽光産業株式会社(トキビル)
  • 河内屋酒販株式会社
  • 日の丸自動車興業株式会社
  • 朝日信用金庫
  • 大宝商事株式会社
  • 日本鋳造
  • 栗山自動車工業

地域連携パートナー

  • 東武百貨店船橋
  • 東武トップツアー株式会社
  • イオンモール成田
  • HUB
  • やます
  • ダイドードリンコ株式会社
  • 医療法人財団京映会
  • BC Japan
  • 北海道クボタ

サプライヤー

  • ジースター
  • 大塚製薬株式会社
  • 健康体力研究所(Kentai)
  • 国士舘大学
  • オンワード
  • VENEX(ベネクス)

チケットパートナー