GAME試合結果

NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 第8節試合結果

24.03.03(日)14:30キックオフ


クボタスピアーズ
合計 28
T G PT PG DG
前半 3 1 0 0 0 17
後半 1 0 0 2 0 11
VS
合計
 
前半
後半

三菱重工相模原ダイナボアーズ
合計 34
T G PT PG DG
前半 3 1 0 0 0 17
後半 3 1 0 0 0 17

出場選手

# スターティングメンバー
1 海士広大
2 デイン・コールズ
3 才田智
4 JD・シカリング
5 デーヴィッド・ブルブリング
6 ピーター・ラピース・ラブスカフニ
7 末永健雄
8 ファウルア・マキシ
9 藤原忍
10 岸岡智樹
11 木田晴斗
12 立川理道(Cap)
13 リカス・プレトリアス
14 根塚洸雅
15 ゲラード・ファンデンヒーファー

リザーブメンバー

# リザーブメンバー
R 杉本博昭
R 紙森陽太
R 北川賢吾
R ルアン・ボタ
R トゥパフィナウ
R 古賀駿汰
R ハラトア・ヴァイレア
R リアム・ウィリアムズ

個人得点

氏名 T G PG DG
ファウルア・マキシ 1       5
木田晴斗 1     5
ゲラード・ファンデンヒーファー   1 2 8
リカス・プレトリアス 1     5
JD・シカリング 1     5

レポート

第7節まで終えてプレーオフトーナメント出場圏内の4位に入ったスピアーズは、前節でブルーレヴズに勝利し9位の順位に付ける三菱重工相模原ダイナボアーズと対戦しました。


第3節以来のホストゲームとなった本節は、ホストゲームデーとして各ホストエリアから多くの方々にご来場いただき、秩父宮ラグビー場の観客席を埋めていただきました。



前半:先制許すがスコアを重ね同点で折り返し

風の影響はなく暖かい日差しの中ダイナボアーズでキックオフした前半。ダイナボアーズは攻撃的な姿勢をスタートから見せます。浅めにキックオフをあげるとスピアーズの反則を誘いショットを選択。これは決まらずドロップアウトへ。

ここからの再スタートで自陣相手ボールラインアウトとすると、ダイナボアーズは左サイドに展開してから逆サイドにキックパス。これが相手選手に入ると、ボールを繋がれ先制トライを許します。



キックオフ直後からのダイナボアーズの積極的な展開に波に乗らせたくないところでしたが、その後のリスタートからもスピアーズはミス。相手ボールスクラムに。

しかし、スピアーズはディフェンスやキックの攻防といったところで耐えて前に出ます。
前半10分には相手のファンブルしたボールに対してデイン選手が見事な反応。俊足を活かして右サイドに走り込み相手を引き付けると上からパスしてマキシ選手に繋ぎます。マキシ選手はこのまま走り切りトライを取り返し、前半10分で5対5の同点に。



その後のリスタートからダイナボアーズはスピアーズ陣でもコンテストキックを積極的に使います。これに対しスピアーズは、バックス陣がうまく処理し、ディフェンスでも外から詰める早い潰しでミスを誘って凌ぎます。こうした要所で耐えたスピアーズは、相手陣に入ると確実にスコア。

18分には敵陣ゴール前ラインアウトモールでアドバンテージを貰うと、立川選手のキックパスから逆サイドに大きく蹴ると木田選手が外から走り込むようにしてボールをキャッチ。インゴールを回り込んで木田選手がグラウディングさせてトライ、ゴールも成功し12対5に。



ただ32分には自陣でのディフェンスで14フェイズに渡り耐えるもののトライを許し12対10に。
前の試合では乱打戦の末にブルーレヴズに勝利しているダイナボアーズ。相手の得意とする取り合いの展開は避けたいところでしたがスピアーズの38分のトライの直後にも、キックパスをカットされトライを許し17対17の同点で前半を終えます。



後半:先制するもミスと反則で失速、逆転許す

スピアーズボールでキックオフした後半、 先制はスピアーズ。
敵陣ラインアウトからショートサイドでラックをつくると藤原選手がディフェンス裏に落とすショートパント。これを俊足ロック、シカリング選手がキャッチするとそのまま走り切りトライ。


ゴールは決まりませんが22対17と幸先のいいスタートを切りますが、その後のリスタートから流れは傾きます。
そのきっかけはスピアーズの規律。自陣で相手にモールを組まれてから反則を繰り返し、後半10分すぎにはマキシ選手がシンビンにより一時退場。その間に近場からトライを奪われゴールも決められ22対24とついに逆転を許してしまいます。


一人少ない時間帯で取り合いの展開となり2点のビハインド。苦しい状況のスピアーズは、フォワードのリザーブ選手を投入し、流れを変えに行きます。
18分、26分には立て続けて2本のペナルティゴールをファンデンヒーファー選手が決めて再逆転、28対24に。


相手も怯みません。一発の攻撃ではなくコツコツと連続攻撃することで前にでるとスピアーズを後退させます。こうした攻撃を止めきることができずゴール前の近場を飛び込まれ残り10分を残して28対29とさらに逆転されてしまいます。


点差1点、ゴールキックでもトライでも逆転できる状況ですが、スピアーズは勝負を急いだような精彩を欠いたプレーが目立ち、自ら相手に流れを渡してしまいます。
後半33分には、キックカウンターからのアンストラクチャーアタックでファンブル、そして反則をすると自陣ゴールまででラインアウトに。
ここから右サイドに大きく展開され、連続トライを許してしまいます。


ただそれでも残り7分を残して28対34の6点差。まだ逆転の望みはありますが、最後までリズムに乗ることができず攻撃を継続できません。

終了間際には相手ゴールキックが外れラスト1プレーのチャンスが訪れますが、この機会もハンドリングエラーから活かせずノーサイドに。最終スコア28対34で敗戦となりました。


いままで負けていなかったダイナボアーズに対しての敗戦。そして3戦連続のホストゲームでの連敗。ペースを掴みきれず不完全燃焼の試合内容と、悔しい結果となった本節。
数値を見ると13という反則数、そしてハンドリングエラーやタックルミスの数も目立ちました。それと同時にポゼッションやテリトリーといった数値も相手が上回り、数値としてもいい試合内容ではありませんでした。

これは相手が素晴らしいラグビーをしたとともに、スピアーズが自分たちのラグビーに徹することができなかった結果でもあります。

まずはこの敗戦としっかりと向き合い、今季スローガンである"IMPACT ACTIONS"をひとりひとりが意識して前を向いて次戦に臨んでいきます。


★現在の順位
6位(勝ち点21)

★この試合のハイライト映像や記者会見レポートは、リーグワン公式ホームページの試合情報からご確認ください↓
 https://league-one.jp/match/25601



【ピックアップ写真】


↑セットプレーだけでなくタックルでも貢献した海士選手。この試合で50キャップを達成



↑俊足を活かして活躍したシカリング選手



↑ディフェンスやブレイクダウンで相手を苦しませた末永選手



↑後半出場の古賀選手



↑試合前にはアーリーエントリー選手の挨拶の場も


【次戦についてのお知らせ】

NTTリーグワン2023-24 第9節
相手:トヨタヴェルブリッツ
日時:3月9日(土)12時00分キックオフ
場所:花園ライナーズ
観戦:チケット発売中

チケット


プラチナパートナー

  • 興和株式会社(バンテリン)

ダイヤモンドパートナー

  • 冨士機材
  • 新潟クボタ

ゴールドパートナー

  • 株式会社関東甲信クボタ
  • BLK
  • クボタ建機ジャパン
  • きらぼし銀行
  • 桐井電設工業株式会社
  • 株式会社オーティーエス(OTS)
  • 陽光産業株式会社(トキビル)
  • 東京ベイ信用金庫

オフィシャルパートナー

  • 大成建設株式会社
  • 国分グループ
  • 安藤ハザマ(安藤・間)
  • ジーマックスエネルギー株式会社
  • トーエネック
  • NIYU(二友組)
  • 株式会社ミクニ

事業連携パートナー

  • 桐井電設工業株式会社
  • 株式会社オーティーエス(OTS)
  • 株式会社日本オフィスオートメーション
  • 陽光産業株式会社(トキビル)
  • 河内屋酒販株式会社
  • 日の丸自動車興業株式会社
  • 朝日信用金庫
  • 大宝商事株式会社
  • 日本鋳造
  • 栗山自動車工業

地域連携パートナー

  • 東武百貨店船橋
  • 東武トップツアー株式会社
  • イオンモール成田
  • HUB
  • やます
  • ダイドードリンコ株式会社
  • 医療法人財団京映会
  • BC Japan
  • 北海道クボタ

サプライヤー

  • ジースター
  • 大塚製薬株式会社
  • 健康体力研究所(Kentai)
  • 国士舘大学
  • オンワード
  • VENEX(ベネクス)

チケットパートナー