GAME試合結果

NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 第12節試合結果

24.04.07(日)14:30キックオフ


クボタスピアーズ
合計 20
T G PT PG DG
前半 2 0 0 1 0 13
後半 1 1 0 0 0 7
VS
合計
 
前半
後半

東芝ブレイブルーパス東京
合計 22
T G PT PG DG
前半 1 1 0 1 0 10
後半 2 1 0 0 0 12

出場選手

# スターティングメンバー
1 海士広大
2 デイン・コールズ
3 オペティ・ヘル
4 JD・シカリング
5 デーヴィッド・ブルブリング
6 トゥパフィナウ
7 ピーター・ラピース・ラブスカフニ
8 末永健雄
9 藤原忍
10 バーナード・フォーリー
11 金秀隆
12 立川理道
13 テアウパシオネ
14 ハラトア・ヴァイレア
15 ゲラード・ファンデンヒーファー

リザーブメンバー

# リザーブメンバー
R 江良颯
R 紙森陽太
R 為房慶次朗
R ルアン・ボタ
R アシペリ・モアラ
R 岸岡智樹
R リカス・プレトリアス
R 二村莞司

個人得点

氏名 T G PG DG
ハラトア・ヴァイレア 1       5
バーナード・フォーリー 1 1 1 10
JD・シカリング 1     5

レポート

4月に入りリーグワンは交流戦が終了しカンファレンスでの2戦目がスタート!第12節は、今季好調で2位につけているブレイブルーパスと対戦しました。
第4節では、4点差を逃げ切られ敗戦しているこの相手に対し、スピアーズはホストゲームで迎え撃ちます。
先発メンバーには、スタンドオフにバーナード・フォーリー選手が第3節以来の復帰し、勝負をかけるスピアーズ。桜が満開を迎えた秩父宮ラグビー場で負けられない一戦を迎えます。



前半:バックスの躍動、フォワードの力強さ。「らしさ」を見せた40分


眩しい日差しに涼しい微風が吹くなかブレイブルーパスボールでキックオフした前半、レシーブしたボールからまずは敵陣で攻撃します。

ただミスにより相手にボールを渡したところで、自陣から突破を許してゴール前トライ目前まで迫られてしまいます。これを直前で止めてドロップアウトから耐えると、そこから前半10分までにかけて中盤で主導権の奪い合いが続き、両10番のレベルの高いキックの蹴り合いに。


また事前の予想通り接点も激しく1プレー1プレーに歓声が沸く息を着けない攻防が見られます。

そうして迎えた15分、敵陣ゴール前スクラムからボールを奪いマイボールとするとフォワードが近場をついて突進。
中央に寄ったディフェンスを見逃さずバックスに展開し立川選手が右サイドにロングパス。これを貰ったハラトア選手がインゴールに飛び込んで先制に成功します。



この後のリスタートでは、スピアーズはペナルティから相手にショットを決められ5対3としたところで前半の半分を過ぎます。

23分には今度はスピアーズがペナルティゴールを成功させて8対3とすると、その後バックスが躍動。

敵陣に入りアタックを続けるとこの日が復帰戦となるファンデンヒーファー選手やフォーリー選手といった選手たちが前に出て攻撃に勢いを作ることで、フォワードが近場でもゲインします。



28分にはそうしたアタックからテンポよく右サイドに展開したところ、フォーリー選手が相手のギャップを見逃さずラインブレイクし、そのまま追加点に。ゴールは外れ13対3に。



ただ相手も前半終盤に力強い攻撃を見せます。37分には、タッチ際をオフロードパスを繋がれトライ、ゴール成功で7点を追加され3点差に。


前半終了間際にはスクラムからペナルティを奪って残り1プレーで敵陣に迫りますが、追加点奪えず13対10の3点リードで折り返します。


後半:開始早々に先制するも壮絶なラスト10分で試合が決まる

スピアーズにとって風上のコンディションで後半がスタート。スピアーズボールでスタートした後半序盤はキックの攻防が続きます。


後半4分には中盤で得たボールをラインアウトから攻撃し、一度相手に奪われるもの、再度取り返して近場をシカリング選手が味方の後押しを受けてトライを決めます。ゴールも決まり20対10と、後半先制しリードを広げます。



14分にこれまでの定石通りにフロントローを中心としたフォワード選手を投入。バックスではセンターのリカス選手も入れ替え逃げ切りを図ります。


ただ、23分にはブレイブルーパスに左サイドを飛び込まれ5点を詰められて20対15。

ここでさらにアシペリ選手やこの日初キャップとなる二村選手を送り込み、勝負に出ます。


ただ後半からうまく修正してきた相手に対し、スピアーズは勢いを生み出すことができません。後半途中からはややブレイブルーパスにペースが傾き自陣に食い込まれる場面が目立ちます。


後半33分には、自陣ゴール前でのスクラムからペナルティ、そこから一度プレーが止まった隙をつかれて相手22番にインゴールに飛び込まれてしまいます。



ゴールも決まり追う展開かと思ったところで、このトライに繋がるプレーがTMOの結果トライ取り消しに。
ただ状況は依然として自陣。このゴール前のピンチも、立川選手のセービングやフォーリー選手のタッチキックにより脱出。残り5分を残して危機を逃れます。


中盤でのディフェンスでスピアーズは耐えるも、相手に2回の大きなゲインを許し、ペナルティとそれに伴うスピアーズのシンビンに試合終了間際に再度ゴールラインを背負うこととなります。

このゴールラインでのスクラムを押し込まれペナルティを犯すと、さきほどと同じように相手22番がクイックタップで速攻。
これを止めきることができず、同点に並ぶトライを許してしまいます。


そして、その後のゴールキックも相手が決めたと同時にノーサイド。


合計80分の試合のなか79分まではリードしていたものの、最後の最後に逆転を許しての敗戦。試合を勝ち切ることができず、悔しい結果となりました。

ただ試合を通してポジティブなところも多く、特に前半のパフォーマンスは昨シーズンの強いスピアーズが戻ってきたようでした。
そうしたプレーを若い選手たちが入ってもできたことは、今後に繋がる大きな学びです。

ただそれ以上の学びは、こうした悔しさやもどかしさが残る結果に対して、受け入れて成長に繋げること。
立川選手は試合後の記者会見で
「いい試合で満足せず勝ち切れない部分や厳しい意見も受け入れてやっていく」
と述べました。

今シーズンのプレーオフ出場は現実的に厳しい状況となりました。ですが、そうした状況の今だからこそ、自分たちが何者であるかを示す機会です。

レギュラーシーズンは残り4試合。この結果と向き合い、さらに成長して一歩一歩進んでいきます。



★現在の順位
8位(勝ち点27)

★この試合のハイライト映像や記者会見レポートは、リーグワン公式ホームページの試合情報からご確認ください↓
https://league-one.jp/match/25625



【ピックアップ写真】


↑オペティ選手はフィジカルの光る攻守で圧倒



↑フォーリー選手は司令塔として攻撃に勢いを作るさすがのパフォーマンスを見せる



↑ファンデンヒーファー選手は復帰戦で安定感のある活躍を見せチームに貢献



↑リーグワン初出場は勝負の場面となる後半25分に出場した二村選手


【次戦についてのお知らせ】

NTTリーグワン2023-24 第13節
相手:静岡ブルーレヴズ
日時:4月13日(土)14時00分キックオフ
場所:IAIスタジアム日本平
観戦:チケット発売中


プラチナパートナー

  • 興和株式会社(バンテリン)

ダイヤモンドパートナー

  • 冨士機材
  • 新潟クボタ

ゴールドパートナー

  • 株式会社関東甲信クボタ
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  • 国分グループ
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  • 桐井電設工業株式会社
  • 株式会社オーティーエス(OTS)
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  • 陽光産業株式会社(トキビル)
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  • 朝日信用金庫
  • 大宝商事株式会社
  • 日本鋳造
  • 栗山自動車工業

地域連携パートナー

  • 東武百貨店船橋
  • 東武トップツアー株式会社
  • イオンモール成田
  • HUB
  • やます
  • ダイドードリンコ株式会社
  • 医療法人財団京映会
  • BC Japan
  • 北海道クボタ

サプライヤー

  • ジースター
  • 大塚製薬株式会社
  • 健康体力研究所(Kentai)
  • 国士舘大学
  • オンワード
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チケットパートナー