GAME試合結果

NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 第14節試合結果

24.04.21(日)13:00キックオフ


クボタスピアーズ
合計 39
T G PT PG DG
前半 3 2 0 0 0 19
後半 2 2 0 2 0 20
VS
合計
 
前半
後半

コベルコ神戸スティーラーズ
合計 29
T G PT PG DG
前半 1 1 0 3 0 16
後半 1 1 0 2 0 13

出場選手

# スターティングメンバー
1 海士広大
2 デイン・コールズ
3 オペティ・ヘル
4 ヘルウヴェ
5 ルアン・ボタ
6 ピーター・ラピース・ラブスカフニ
7 末永健雄
8 ファウルア・マキシ
9 藤原忍
10 バーナード・フォーリー
11 山崎洋之
12 立川理道(Cap)
13 テアウパシオネ
14 根塚洸雅
15 リアム・ウィリアムズ

リザーブメンバー

# リザーブメンバー
R 江良颯
R 紙森陽太
R 為房慶次朗
R JD・シカリング
R トゥパフィナウ
R 岸岡智樹
R ハラトア・ヴァイレア
R 島田悠平

個人得点

氏名 T G PG DG
ピーター・ラピース・ラブスカフニ 1       5
オペティ・ヘル 1     5
バーナード・フォーリー   4 2 14
根塚洸雅 1     5
ルアン・ボタ 1     5
藤原忍 1     5

レポート

第14節となる今回はコベルコ神戸スティーラーズとの対戦です。第13節を終えての順位は8位のスピアーズに対して5位のスティーラーズ。
勝ち点差7点とスティーラーズリードですが、第5節ではビジターゲームでスピアーズが終盤の逆転劇で相手を下しています。
本節はリーグとして初となる北海道での公式戦開催。北海道ラグビー協会と共に札幌ドームでのホストゲームとなります。会場では様々なイベントが催され、北海道の方々にラグビーやチームの魅力を感じてもらう機会となりました。






前半:3点を刻む相手に対してトライでリードする

スピアーズボールでキックオフした前半、早速マイボールとすると左右に散らすアタックで敵陣深く進入することに成功。
前半5分に敵陣ゴール前でのラインアウトとすると、モールのフェイントからショートサイドにパスしてずらすサインプレーで一気にゴールラインに押し込んでラピース選手がボールを抑え先制に成功。


ところが、折り返しのキックオフから今度は逆にスピアーズがゴールラインを背負う展開に。ここから右サイドに展開され止めきれずに失点。ゴールも決まり前半10分で5対7と相手がリードします。

ここまでの13節で73トライとリーグでも上位の攻撃力を誇るスティーラーズ。相手に陣地を与えることは即失点に繋がります。
そうした相手に対して、スクラムとラインアウトで有利にたち反則を誘ってゴール前に攻め込むと、モールからの突進でオペティ選手がトライを取り、フォーリー選手がゴール成功、12対7に。


この後の重要なリスタートでは、相手の早いリスタートキックに対してスピアーズはうまく反応するも、反則から自陣に進入され相手にペナルティゴールで3点を追加され12対10と差を詰められます。
この日のスピアーズは反則に苦しみ、スティーラーズは慎重にペナルティゴールで3点を刻む展開となります。
点数を取り合うラリーのなか、どちらが先に一歩抜け出すかが重要になるここまでの展開で、スピアーズはしぶとくディフェンスを続けマイボールを獲得すると、敵陣22mのラインアウトからバックスに展開し、近場でラックを作ってから逆サイドにループを挟むプレーで根塚選手がトライを取り点差を広げます。



ただ前半だけで8の反則数と規律の部分で苦しむスピアーズは、35分と前半終了間際にペナルティゴールを決められ19対16の3点差で前半を終えます。

ただトライ数でみればスピアーズの3に対しスティーラーズは1。規律さえ修正すれば後半はいいペースで試合を進められそうです。


後半: PG合戦で同点になるも連続トライで勝機掴む


後半の入りは、スティーラーズが前半から仕掛けるテンポのいい展開にやや後手を踏むスピアーズ。これによりゴールラインを背負ったピンチになりますが、スクラムから立て続けに反則を奪うことで脱出し、9分にペナルティゴールから3点を追加し点差を6点に広げます。


ただ後半は3点の奪い合い。13分と19分には相手も3点を取り返しついに同点に追いつかれます。負けずにスピアーズも3点追加で勝ち越し、後半4連続ショットの結果、後半23分で25対22でスピアーズリード。


札幌ドームに漂うピリピリとした張りつめた空気から、スピアーズペースにしたきっかけはスクラムでした。

この試合を通して優勢に進めたスクラムからフリーキックを取り、マキシ選手が速攻を仕掛けて前に出たところでスピアーズの流れに。

30分過ぎのラインアウトからモールを押し込みラックを作ったところで、ボタ選手がシカリング選手やオペティ選手といった力強い後押しを受けてトライをもぎ取ります。この後のゴールも決まり10点差。



続くリスタートからも相手からボールを奪ったアンストラクチャーアタックで、シカリング選手の速さと力強さのある突破からマキシ選手から藤原選手へと繋いで連続トライを奪取。



結果的にはこれが決勝点となったか、リザーブ選手も全員ピッチに入りゲームを締めにいきます。


37分にアンストラクチャーアタックから7点を追加されるもその後マイボールを継続して残り時間を使い、39対29で今季ホストゲーム初勝利となりました。



固く勝利のために3点を刻んだスティーラーズ。
トライを取ることで、最後までリードを広げ、ここ数節の終盤での乱れを改善したスピアーズ。
本節によりプレーオフ出場の可能性はなくなり、互いに残り2試合となった両チームですが、その表情は違いました。
トライを取り切るラグビーで勝利を掴みとったこの試合は、次に繋がる一戦でした。
試合後の記者会見で立川選手が見せた柔らかな表情は、この試合の手応えとやっと目指すべきものが勝利という形となって見えたからこそかもしれません。


もちろんこの順位に満足する選手はだれもいません。しかし、そんな苦しい戦いの中でも次に繋がる一戦が本節でした。
次はホストゲーム最終戦。不敗のえどりくで連勝を目指します。


★現在の順位
7位(勝ち点34)

★この試合のハイライト映像や記者会見レポートは、リーグワン公式ホームページの試合情報からご確認ください↓
https://league-one.jp/match/25637



【ピックアップ写真】


↑プレイヤーオブザマッチにはボタ選手が選出



↑セットプレーを有利に進めたフッカー陣



↑藤原選手は65分プレーし、勝利に貢献



↑古巣相手に堂々のプレーを見せたシカリング選手


【次戦についてのお知らせ】

NTTリーグワン2023-24 第15節
相手:三重ホンダヒート
日時:4月27日(土)14時30分キックオフ
場所:スピアーズえどりくフィールド
観戦:チケット発売中
チケット


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  • 桐井電設工業株式会社
  • 株式会社オーティーエス(OTS)
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  • 陽光産業株式会社(トキビル)
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  • 東武トップツアー株式会社
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  • ダイドードリンコ株式会社
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  • 北海道クボタ

サプライヤー

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  • 大塚製薬株式会社
  • 健康体力研究所(Kentai)
  • 国士舘大学
  • オンワード
  • VENEX(ベネクス)

チケットパートナー