GAME試合結果

2018-19シーズン トップリーグ 第1節試合結果

18.08.31(金)19:30キックオフ


クボタスピアーズ

パナソニック ワイルドナイツ
11 合計 15
T G PG DG   T G PG DG
1 0 0 0 5 前半 2 1 1 0 15
0 0 2 0 6 後半 0 0 0 0 0

出場選手

# スターティングメンバー # リザーブメンバー
1 北川賢吾 16 後藤満久
2 杉本博昭 17 羅官榮
3 松波昭哉 18 古賀太貴
4 金昊範 19 青木祐樹
5 ルアン・ボタ 20 四至本侑城
6 ピーター・ラピース・ラブスカフニ 21 岡田一平
7 末永健雄 22 川向瑛
8 ドゥエイン・フェルミューレン 23 ゲラード・ファンデンヒーファー
9 井上大介
10 立川理道(Cap)
11 近藤英人
12 バーガー・オーデンダール
13 シオネ・テアウパ
14 伊藤有司
15 合谷和弘

個人得点

氏名 T G PG DG
伊藤 有司 1     5
合谷 和弘     2   6

入替・交替

種類 時間 背番号
入替 後半19分 1 → 17
交替 後半19分 4 → 19
入替 後半19分 9 → 21
入替 後半28分 13 → 23
入替 後半32分 3 → 18


レポート

いよいよシーズン開幕、相手は一年前と同じパナソニックワイルドナイツ


昨シーズンのクボタスピアーズは1月14日に豊田自動織機シャトルズとの順位決定戦で勝利し、11位という結果を残しました。この結果を上回ることはもちろん、上位進出を目標に、新シーズンがスタートしました。沖縄・船橋・菅平の3つ合宿を実施した厳しい春シーズンがあり、その成果を練習試合4連勝という形で残した夏がありました。
そして、昨シーズン終了から7か月半がたった8月31日、いよいよ今シーズンのトップリーグ開幕戦を迎えました。

相手は昨シーズンの開幕戦と同じ、パナソニックワイルドナイツです。昨年は21対45という結果で敗戦しています。この一年でどれだけチームが成長したのか、その真価が問われます。




序盤から拮抗した戦いが続くが、チャンスをものにしたのはパナソニック


キックオフから両者激しいタックルとブレイクダウン、そしてボールをよく動かす拮抗した試合展開が続きます。
まず先にスコアしたのはパナソニック。前半5分PGを決め、0-3とします。
その後のリスタートから、クボタは連続攻撃をしかけ、徐々に相手ゴール前まで迫ります。



ゴール前マイボールラインアウトからモールを組み、インゴールに入りますがトライが認められず、ゴール前でこの日初めてのスクラムとなります。


クボタはこのスクラムを優勢組み、安定したボールを供給します。スクラムハーフの井上選手が持ち出したボールを、ウィングの伊藤選手が受け取ると、相手ディフェンスをステップでかわし、最後は手を伸ばしてダイビングトライ。伊藤選手は実に2シーズンぶりのトライとなります。



コンバージョンキックは失敗しますが、5-3とリードします。(前半12分)


しかし、この後のリスタートからプレッシャーをかけられ相手にボールを奪われると、その後のスクラムからディフェンス裏に蹴られたボールを相手ウィングが押さえてトライ。(前半15分、コンバージョンキック失敗5-8)
続いて、クボタの攻撃を相手が試合開始から徹底して行ってきた外側から出るディフェンスによりプレッシャーを受け、ミス。そのボールを拾った相手が独走し、2本続けてトライを許します。(前半18分、コンバージョンキック成功5-15)



2トライとも簡単にトライを許してしまいましたが、スピアーズは互いに声を掛け合い、集中を切らしません。
その後のアタックで再三ゴール前まで迫るアタックをし続け、前半残りの時間はクボタペースの試合となります。しかし、ハンドリングエラーやパナソニックのしぶといディフェンスによりゴールラインを割ることはないまま5-15で前半を終えます。


↑スピードのあるタテ突破でパナソニックディフィンスを破るバーガー・オーデンダール選手


相手の固いディフェンスに真っ向から挑むクボタ、徐々に差を縮め、最後は全員モール

後半もクボタペースは続きます。相手陣に入ると、フェイズを重ねて攻撃に勢いを生み出し、相手ディフェンスを苦しめます。相手がたまらず反則をすると、ペナルティゴールを5分、10分と合谷選手が決め11-15と4点差まで迫ります。


その後も、クボタは相手陣でプレーし続けますが、パナソニックの固いディフェンスにより、得点には結びつくことができません。4点差のままノーサイドまで残り5分となったところで、相手陣中央付近でパナソニックがペナルティ。ロングキッカーのゲラード・ファンデンヒーファー選手もいるなか、ペナルティゴールを狙うかと思われましたが、クボタはここでタッチに蹴りだし、トライを狙いにいきます。


↑ラインアウト前に声を掛け合うフォワード選手たち


残念ながら、ここではスコアできませんでしたが、ゴール前のチャンスのまま試合終了のホーンが鳴ります。ラスト1プレイの状況でクボタはマイボールラインアウトからモールを組むと、フェルミューレン選手がバックスを呼び、全員でこのモールを押し込みます。



ゴール前あと数10センチまで迫りますが、パナソニックのディフェンスを破ることはできず、試合終了となりました。




フラン・ルディケヘッドコーチのコメント

「相手に終始プレッシャーをかけ続けられたいい試合だったが、結果をだせなかったのは残念です。しかし、今シーズンのハードワークの成果を見せることができた試合でもあると思います。この試合の課題を修正し、次のヤマハ戦に向けた準備をしたいと思います。ヤマハ戦では自分たちを信じて戦い、チャンスをものにしたいと思います。」


【立川理道キャプテンコメント】

「クボタとしては、勝てる試合だったため、それを落としてしまって、本当に悔しいです。しかし、我々が行ってきたプロセスは間違っていなかったと思います。パナソニックのディフィンスが素晴らしかったこともあるが、チャンスを活かせるか活かせないかが勝敗を分けたと思います。」


【伊藤選手コメント】

今シーズンのチームとして初トライとなった感想は

「スクラムを組む時点で、相手ディフェンス一人だったので自分にボールが回る可能性があることはわかっていました。そのディフィンスを一人外せたので、これはいくしかないと思い、手を伸ばし飛び込みました。ゾーンに入っていました。」

トライを取ったのはいつの試合ぶり?

「2016年12月24日のキヤノン戦以来なので、2シーズンぶりです。」

ファンの方に向けて一言。

「ジョンです!次戦もあります!トライとります!」



※試合写真は公式Facebookにも、多数掲載しております。


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