GAME試合結果

2019-20シーズン トップリーグ 第2節試合結果

20.01.19(日)13:00キックオフ


クボタスピアーズ

Honda HEAT
23 合計 21
T G PG DG   T G PG DG
0 0 1 0 3 前半 2 2 0 0 14
2 2 2 0 20 後半 1 1 0 0 7

出場選手

# スターティングメンバー # リザーブメンバー
1 海士広大 16 大塚健太郎
2 杉本博昭 17 羅官榮
3 北川賢吾 18 松波昭哉
4 金昊範 19 青木祐樹
5 ルアン・ボタ 20 末永健雄
6 トゥパフィナウ 21 岡田一平
7 ピーター・ラピース・ラブスカフニ 22 岩佐賢人
8 ファウルア・マキシ 23 ドウェイン・フェルミューレン
9 井上大介
10 バーナード・フォーリー
11 白井竜馬
12 立川理道 (Cap)
13 ライアン・クロッティ
14 近藤英人
15 ゲラード・ファンデンヒーファー

個人得点

氏名 T G PG DG
バーナード・フォーリー 2 3 13
近藤英人 1 5
白井竜馬 1 5

入替・交替

種類 時間 背番号
入替 後半25分 1 → 17
入替 後半25分 3 → 18
入替 後半25分 4 → 19
入替 後半38分 13 → 22
入替 後半38分 8 → 23


レポート

今季初勝利を掴みたいクボタスピアーズは前節に引き続き敵地にてホンダヒートと対戦。
昨シーズンは前半に失点を重ねましたが、試合終盤に逆転した相手です。
日本代表選手や南アフリカ代表戦も所属し、鋭いディフェンスと強く速いランナーを武器にした攻撃が特徴です。


決戦の舞台となる、三重交通G スポーツの杜 鈴鹿 サッカー・ラグビー場には、会場での過去最多となる6778人の来場者が訪れました。




前半はホンダヒートペース。相手の激しいコリジョンに後手を踏む

快晴に恵まれ、真冬ながら暖かい日差しが降り注ぐ13時マイボールでキックオフ。
相手キックカウンターからゲラード選手⇒マキシ選手と繋ぎ、敵陣ゴール前まで攻め込む好調なすべりだし。
ファーストスクラムでプレッシャーをかけ、相手のキックから近藤選手がハイパント⇒ナイスタックルでノットリリースの反則を誘い、敵陣ゴール前ラインアウトの早速のチャンスとなります。


しかし、このラインアウトでミス。その後、敵陣ゴール前から相手ロックにディフェンスラインを割られて自陣まで攻め込まれます。好調な滑り出しから一転、ピンチに。


ホンダヒート22m付近ラインアウトからショートサイドに持ち出し、ラックを作ると近場をFWが連続攻撃、スピアーズは激しいディフェンスで食い止めるもペナルティを犯してしまいます。


このペナルティをホンダはタッチに蹴りだし、ラインアウト。ここからホンダは近場を連続攻撃し、最後はインゴールに落とキックパスを相手がキャッチし、そのままトライ、ゴール成功で前半8分に7点の先制点を奪われます。




その後のリスタートも相手にラインブレイクを許すなど、最初の10分は劣勢。特にファーストタックルで外されるケースが目立ち相手に勢いを与えてしまいます。


それでも16分には中盤でペナルティを奪うとフォーリー選手PGで3点を加え、差を詰めます。


しかし、その直後のリスタートでまたも相手ロックにボールを奪われ、独走を許し、あっさりとトライされてしまいます。(ゴール成功3-14)



なんとか得点を奪おうとスピアーズも攻めますが、相手の早いディフェンスにプレッシャーを受け、ボールがつながらず、攻撃を継続できません。しかし、それでも前半31分にはラインアウトからマキシ選手のラインブレイクをきっかけに近藤選手がインゴールに飛び込みます。
しかし、これが惜しくもスローフォーワードの反則。
このチャンスを逃すまいとスピアーズはスクラムをプッシュし、ペナルティを奪います。
時間は38分。なんとかラインアウトモールからトライを奪い、少しでも追いついて前半を終えたいところですが、トライ直前でモールアンプレアブルの反則。相手ボールスクラムとなりスコアできず。
残り時間を敵陣で過ごすも、追加点を奪えないまま後半となります。


前半はキックオフ直後はよかったものの、その後のホンダ先制点からホンダペースの試合展開をさせて相手に勢いを与えてしまいました。逆にスピアーズのペースになんとか戻したいところでしたが、相手の鋭いディフェンスでそのきっかけを切られ、結果的に相手有利の前半を過ごしてしまいました。


しかし、それでもスピアーズは辛抱しました。結果には反映されないものの、終盤で見せたアタックは相手に通用する手ごたえがありました。あとは後半修正し、勢いをこちらに傾けるだけです。


後半は取り合いの展開に。辛抱強く攻め、両ウィングのトライとアイスマンの性格なキックで逆転!

後半はホンダヒートボールでキックオフ。
このボールがタッチにでてしまい中央からのスクラム。このスクラムから安定したボールをだすと、ゲラード選手が広いスペースにスピードを活かしてラインブレイクし、敵陣に。
前半終盤で見せたような、クボタスピアーズらしい力強いボールキャリアと激しいブレイ場連続攻撃徐々に前進します。ここで、相手がペナルティを犯し、スピアーズはペナルティゴールを選択。フォーリー選手が落ち着いて決め手6-14と後半先制します。






しかし、その後スピアーズは自分たちの得意とするフェイズを継続するアタックで相手を崩そうとしますが、なかなか相手ディフェンスを破れません。


しかし、ここで前半から安定していたスクラムが追い風となります。中盤スクラムでペナルティを奪うと敵陣22mでラインアウト。そこからすぐにボール出すとFWが連続攻撃。早いディフェンスに苦しみながらも粘り強く継続し、、ついに13番ライアン・クロッティ選手がラインブレイクしゴール前まで。そこから再度連続攻撃したところ、バックスに展開し、ラインに戻っていたクロッティ選手が右サイドにキックパス。これをウィング近藤選手が落ち着いてキャッチし、インゴールに回り込んで本日初トライ!コンバージョンもフォーリー選手が落ち着いて決めて、後半16分に13-14と一点差とします。




そして、さらに追加点。
後半21分には、敵陣22m付近のペナルティでPG選択し、フォーリー選手が決めて16-14と遂に逆転!
フォーリー選手はこの試合ここまで100%!プレッシャーのある局面を落ち着いて正確に決めるキックはアイスマンと呼ばれることも納得です。


ところが、このPGからのリスタートしたボールをさきほどのリスタートからのトライと同様に相手に奪われて再逆転を許します。(16-21)


時間は残り15分程度。点差は5点。
再度逆転し、ゲームを勝利で終えるには十分な時間があります。
クボタスピアーズの選手はこの状況でも冷静でした。


徐々にクボタスピアーズのペースのゲームとなり、相手の反則も増え、敵陣での試合展開となります。


スコアこそできませんが、徐々に相手を追い詰め、ノーサイドまで残り5分。


クボタスピアーズは敵陣ゴール前10m付近からモールを組み、シンプルに近場を連続攻撃。左サイド起点の攻撃を右サイドに行きつき折り返すまで近場を攻め続けます。
そして、再び左サイドまでラックが継続したところ、バックスに展開し、ライン際でパスを受けた白井選手がスピードで振り切りインゴールに飛び込み右角にトライ!!同点となります!
(21-21)






これが決まれば、逆転となるコンバージョンキック
角度は難しいですが、これをフォーリー選手がいつも通り落ち着いて決めて逆転となります(23-21)



時間は残り2分。
ホンダヒートはこのホームゲームをなんとか勝利しようと必死で攻撃します。
スピアーズもそれに応戦。強固なDFで食い止めます。




そして、試合終了を知らせるホーンが鳴り、最後の最後までもつれた一戦は2点差でクボタスピアーズが勝利しました。





【フランヘッドコーチコメント】

「これだけの観客のなかで試合をすることができた幸せに思います。
ホンダヒートは昨シーズンから力を付けているチームで、80分間のタフな試合になることは予想していました。そのなかで勝ち切ることができてよかったです。こうしたゲームを勝つことがチーム内で勝つ文化を作ることに繋がると思います。本当に勝ててよかったです。」



【立川キャプテンコメント】

「地方での開催にも関わらずたくさんの観客が着ていただいたことを幸せに思います。
試合に関しては昨年同様最後までわからない競った内容でしたが、価値のある一勝だったと思います。
勝って反省できることは貴重なことだと思います。今日出た課題を修正して次戦も戦いたいと思います。セットプレーでプレッシャーをかけられたことや、敵陣で取り切れなかった部分はしっかりと修正しなければ今後より強いチームには勝てないと思いました。」


【マンオブザマッチを受賞したバーナード・フォーリー選手コメント】

「結果には満足しています。ホンダヒートはいいチームなので、タフなゲームになるのはわかっていました。前半に関しては予定していたことを実行できませんでした。後半に関しては自分たちがやるべきことにフォーカスして辛抱強く実行できたことが逆転につながったと思います。
ゴールキックで点数を重ねられたことも自分の10番としての責任を全うできたと思っています。
クボタスピアーズとして初のスターティングメンバーで、接戦をものにできたことは非常に貴重なことです。私自身楽しめましたし、この勝利は今後に繋がるものだと思っています。」



【スクラムで貢献した海士選手コメント】

「相手プロップは日本代表の具選手でしたが、その相手に対してフッカーの杉本選手と協力して組むことができました。大切なスクラムで勝負できてよかったと思います。やはりラグビーはスクラムですね。」




【ピックアップ写真】


↑ナンバー8で先発出場のマキシ選手はアタックで大活躍



↑今季トップリーグ初出場の金選手は近場で存在感を発揮



↑3番で先発した北川選手



次節は1月25日(土)13時より万博記念競技場にてNTTコミュニケーションズシャイニングアークスと対戦します。ご声援お待ちしております。


プラチナパートナー

  • 興和株式会社(バンテリン)

ダイヤモンドパートナー

  • 冨士機材
  • 新潟クボタ

ゴールドパートナー

  • 株式会社関東甲信クボタ
  • BLK
  • クボタ建機ジャパン
  • きらぼし銀行
  • 桐井電設工業株式会社
  • 株式会社オーティーエス(OTS)
  • 陽光産業株式会社(トキビル)
  • 東京ベイ信用金庫

オフィシャルパートナー

  • 大成建設株式会社
  • 国分グループ
  • 安藤ハザマ(安藤・間)
  • ジーマックスエネルギー株式会社
  • トーエネック
  • NIYU(二友組)
  • 株式会社ミクニ

事業連携パートナー

  • 桐井電設工業株式会社
  • 株式会社オーティーエス(OTS)
  • 株式会社日本オフィスオートメーション
  • 陽光産業株式会社(トキビル)
  • 河内屋酒販株式会社
  • 日の丸自動車興業株式会社
  • 朝日信用金庫
  • 大宝商事株式会社
  • 日本鋳造
  • 栗山自動車工業

地域連携パートナー

  • 東武百貨店船橋
  • 東武トップツアー株式会社
  • イオンモール成田
  • HUB
  • やます
  • ダイドードリンコ株式会社
  • 医療法人財団京映会
  • BC Japan
  • 北海道クボタ

サプライヤー

  • ジースター
  • 大塚製薬株式会社
  • 健康体力研究所(Kentai)
  • 国士舘大学
  • オンワード
  • VENEX(ベネクス)

チケットパートナー