GAME試合結果

2019-20シーズン トップリーグ 第4節試合結果

20.02.02(日)13:00キックオフ


クボタスピアーズ

宗像サニックスブルース
34 合計 0
T G PG DG   T G PG DG
2 2 1 0 17 前半 0 0 0 0 0
3 1 0 0 17 後半 0 0 0 0 0

出場選手

# スターティングメンバー # リザーブメンバー
1 海士広大 16 大塚健太郎
2 杉本博昭 17 羅官榮
3 北川賢吾 18 松波昭哉
4 デーヴィッド・ブルブリング 19 青木祐樹
5 ルアン・ボタ 20 トゥパフィナウ
6 ピーター・ラピース・ラブスカフニ 21 岡田一平
7 末永健雄 22 ライアン・クロッティ
8 ドウェイン・フェルミューレン 23 バツベイシオネ
9 井上大介
10 バーナード・フォーリー
11 岩佐賢人
12 立川理道(Cap)
13 シオネ・テアウパ
14 近藤英人
15 桑江健一郎

個人得点

氏名 T G PG DG
バーナード・フォーリー 1 3 1 14
ピーター・ラピース・ラブスカフニ 1 5
末永健雄 1 5
ドウェイン・フェルミューレン 1 5
岡田一平 1 5

入替・交替

種類 時間 背番号
交替 前半21分 11 → 21
入替 後半20分 1 → 17
入替 後半20分 7 → 20
入替 後半20分 8 → 23
入替 後半27分 2 → 16
入替 後半27分 3 → 18
入替 後半27分 10 → 22
入替 後半35分 4 → 19


レポート

3戦を終了し、2勝一敗で7位につけるクボタスピアーズは佐賀県にて宗像サニックスブルースと対戦。今季好調でボールをよく動かし、早いペースでアタックを仕掛けるサニックスにどう戦うかがポイントとなる一戦は良く晴れた暖かさを感じる駅前不動産スタジアムにて13時にキックオフ。
当日は6000人以上の集客があり、クボタスピアーズはアウェイゲームながら多くのオレンジを着たファンに来ていただけました。




↑試合前には佐賀県の子供たちに130名以上に両チーム選手による体験イベントを実施。スピアーズから子供たちにスピアーズグッズのメッシュキャップをプレゼントしました。


スピアーズはディフェンスで粘り強く我慢して、敵陣でのチャンスを掴む!

相手ボールキックオフでゲームが開始。
このレシーブからクボタスピアーズは攻めますが、中盤でパスミスによりターンオーバーされます。
そこからサニックスの攻撃に。ボールを動かし、オフロードパスやショートキックを多く使うラグビーに対して、自陣での展開が続きますが、これは予想通り。練習通りのディフェンスで耐え、ラインアウトからのターンオーバーするとフォーリー選手のロングキックにより敵陣にへ進入します。



↑この試合、ファーストタッチはラピース選手

そこから敵陣での展開。敵陣22m付近でラインアウトのチャンスを掴むと、スピアーズはラインアウトモール。これを10m以上押し込みゴール前まで。これでトライすることはできませんが、その後ラインアウトやスクラムといったセットプレーを軸に敵陣でプレーし続けます。
一度、インターセプトされて100m以上相手に走られトライされかけますが、TMOによりノートライ。再度敵陣ゴール前スクラムでのチャンスを迎えます。
このスクラムを押し込みアドバンテージをもらいながら、バックスに展開。右サイドから左サイドへの連続攻撃の折り返しからフォーリー選手が相手ディフェンスのスペースを見逃さず、中央付近に抜けてトライ。ゴール成功で7-0と先制します。



その後、相手リスタートからは自陣で相手ボールが続きますが、これも序盤と同じように今年の強みであるディフェンスで必死にこらえます。


我慢し続けた結果が実ったのは、前半残り10分過ぎでした。敵陣に入り込み、22m付近からラインアウトのチャンスを掴むと、またもモールを作り、プッシュ。このモールでペナルティを得ると再度ラインアウトを選択し、ゴール前ラインアウト。モールから押し込み、フォワードで近場をつきます。ラピース選手がボールをもらうとその後ろでサポートしていたデーヴィッド選手がラピース選手の体ごとインゴールに押し込みます。この南アフリカ出身の2人のパワフルな攻撃が見事に決まり2トライ目が認められ、フォーリー選手のゴール成功で前半31分に14-0とします。





↑ラピース選手の強さとデーヴィッド選手の強力なサポートが生んだトライ


その後、前半終了間際にペナルティゴールを同じくフォーリー選手が決めて、17-0で前半終了を終了します。




後半早々のノーホイッスルトライで流れを掴んで完封勝利!!

17点リードしての後半。
マイボールキックオフから相手ボールをターンオーバーすると中盤でのクボタスピアーズの攻撃。
この早速のチャンスを左サイド大外でボールをもらった今シーズン初先発の末永選手がライン際でタックラー二人を引きちぎりながら強さを見せつける豪快なトライで後半も先制します。
フォーリー選手難しい角度のゴールを成功させて24-0とします。





↑末永選手はスピードもあり、日本人離れしたパワーも魅力の選手

ここからはクボタスピアーズが主導権を握ります。
ディフェンスでは全員がすぐ起き上がり何度もひた向きに繰り出すタックルとブレイクダウンの絡みで相手の積極的な攻撃を断ちます。
また、攻撃では早いブレイクダウンサポートにより攻撃を継続させ、状況を見てフォーリー選手のキックで相手を背走させます。
ラインアウトやスクラムでは、大きく強いクボタフォワードが有利に立ちますが、反則により流れは断ち切れてしまう場面もありました。




そして、後半12分。
敵陣でのプレーに徹底したことが功を奏し、敵陣ゴール前相手ボールラインアウトから乱れたボールをフェルミューレン選手拾います。ターンオーバーからスピアーズの連続攻撃が始まる!と思ったところ、なんとフェルミューレン選手は相手に数人にタックルされながらもそのままインゴールにトライしてしまいます。豪快すぎるトライに会場は盛り上がります。
ゴールは不成功ですが、29-0と突き放します。




↑豪快トライで笑顔になる選手たち


そして、残り20分。
ここで選手入れ替え。今試合でトップリーグ100キャップとなるバツベイ選手が出場します。


その後も、リザーブ全員を投入しますが、スピアーズペースは変わりません。
相手の猛攻もありましたが、タックルとセットプレーでプレッシャーをかけることで難を逃れます。


確実にチャンスをものにするこの試合のスピアーズは、38分にも追加点。
急遽前半よりウィングで出場していた岡田選手が左隅に飛び込むトライで34-0とし、試合終了となりました。






また、試合後にはバツベイシオネ選手のトップリーグ100試合出場を記念して、セレモニーが行われました。





【フランヘッドコーチコメント】

「積極的な攻撃をする相手に対して、完封できたことは選手たちのハードワークのおかげだと思います。最初から試合のテンポを支配することを意識して戦いました。このようなゲームをスタンダードにしてこれからも戦いたいと思います。」


【立川キャプテンコメント】

「この試合は0点で抑えられたことがポイントだったと思います。攻撃力があるサニックスに対して、ゲームをコントロールできたのはディフェンスによるものが大きいです。ディフェンスリーダーであるラピースを中心に全員がハードワークして守ることができました。何度かピンチやラインブレイクはありましたが、それも全員でカバーすることができました。 しかし、そのなかでも反省点はあるので、この課題を次に活かしたいと思います。」


【トップリーグ10試合出場を達成したバツベイ シオネ選手コメント】

「今までサポートしてくれたファンの皆様ありがとうございました。
 おかげで100キャップを達成することができました。これからも頑張っていきたいと思います。」




【ピックアップ写真】



↑試合前の体験イベントには今野選手と古賀駿汰選手が参加した



↑トップリーグ初先発となる桑江選手。カップ戦で飛躍した選手の一人。



↑末永選手は何度もロータックルで大きな選手を倒した



↑ピンチや苦しい場面でハードワークし続けたFW陣。写真はボタ選手、デーヴィッド選手、末永選手



↑この日、久しぶりの13番先発のテアウパ選手は突破役として貢献。強さを見せた



↑フォーリー選手にオフロードパスをする立川選手



↑地元佐賀県にトップリーガーとなり帰ってきた大塚選手



↑100キャップセレモニーではバツベイ選手のご家族も参加



↑バツベイ選手選手の100キャップを祝う観客の皆さん。「Congrats!100cap」のプラカードを持つのは昨シーズンでチームを退団したOB茂木さん



次節は2月16日13時より東京・夢の島競技場で日野レッドドルフィンズと対戦します。
その前に2月7日はこれまで試合出場機会が少ない選手を中心とした練習試合が13時より行われます。相手は開幕戦で敗れたパナソニックワイルドナイツです。
ご声援お待ちしております。


プラチナパートナー

  • 興和株式会社(バンテリン)

ダイヤモンドパートナー

  • 冨士機材
  • 新潟クボタ

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  • 桐井電設工業株式会社
  • 株式会社オーティーエス(OTS)
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  • 陽光産業株式会社(トキビル)
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  • 北海道クボタ

サプライヤー

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  • 国士舘大学
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チケットパートナー