2019-20シーズン トップリーグ CUP戦 第1節試合結果
19.06.22(土)13:00キックオフ
クボタスピアーズ |
コカ・コーラレッドスパークス |
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43 | 合計 | 7 | ||||||||
T | G | PG | DG | 計 | T | G | PG | DG | 計 | |
2 | 2 | 0 | 0 | 14 | 前半 | 1 | 1 | 0 | 0 | 7 |
4 | 3 | 1 | 0 | 29 | 後半 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
出場選手
# | スターティングメンバー | # | リザーブメンバー |
---|---|---|---|
1 | 海士広大 | 16 | 大熊克哉 |
2 | 杉本博昭(Cap) | 17 | 羅官榮 |
3 | 北川賢吾 | 18 | 才田智 |
4 | 今野達朗 | 19 | 孫昇己 |
5 | 青木祐樹 | 20 | 四至本侑城 |
6 | バツベイシオネ | 21 | 岡田一平 |
7 | 末永健雄 | 22 | 立川理道 |
8 | ファウルア・マキシ | 23 | 岩佐賢人 |
9 | 井上大介 | ||
10 | 川向瑛 | ||
11 | 白井竜馬 | ||
12 | ファレヌイ・ハウェラ | ||
13 | シオネ・テアウパ | ||
14 | 近藤英人 | ||
15 | 桑江健一郎 |
個人得点
氏名 | T | G | PG | DG | 計 |
---|---|---|---|---|---|
杉本博昭 | 1 | 5 | |||
桑江健一郎 | 2 | 5 | 1 | 23 | |
白井竜馬 | 1 | 5 | |||
ファウルア・マキシ | 1 | 5 | |||
四至本侑城 | 1 | 5 |
入替・交替
種類 | 時間 | 背番号 |
---|---|---|
入替 | 後半10分 | 10 → 22 |
入替 | 後半22分 | 9 → 21 |
入替 | 後半22分 | 1 → 17 |
入替 | 後半22分 | 2 → 16 |
入替 | 後半25分 | 6 → 20 |
入替 | 後半26分 | 3 → 18 |
入替 | 後半31分 | 11 → 23 |
入替 | 後半31分 | 4 → 19 |
レポート
いよいよ開幕したトップリーグカップ2019。この日を待ち望んだファンの方々も多いのではないでしょうか。
チームはこのカップを獲るために新しいメンバーも加わり、3月の中旬から14週間に渡り、準備をしていきました。練習量も多く、内容も濃い日々のトレーニングのなかで、スピアーズはより攻撃的にスマートになった戦術と、ひとりひとりが大きく強く速く動けるようになったフィジカルを手に入れました。その成果がこの試合で試されます。
当日は、時折雨が降るコンディション。しかし、気温は涼しくこの時期のデイゲームとしては、悪くはありません。ランニングラグビーで左右に大きく展開する攻撃が特徴の対戦相手コカ・コーラレッドスパークスもきっと同じ思いだったでしょう。互いにボールのよく動くスピーディーなゲームが予想されます。
そして、いよいよ今シーズン初の公式戦がキックオフ。
開始早々からスピアーズはディフィンスで魅せます。
相手のランナーに対してのダブルタックル。
個々のタックルも強く、相手外国人ランナーに対して一歩も引きません。
タックルするとすぐに起き上がりリロードして、再びディフィンスラインに戻る機動力も相手を上回ります。
フェイズを重ねるごと、相手の勢いを止め、相手に攻撃オプションを与えません。
それが顕著に表れたのが前半4分。中盤相手ボールラインアウトから激しく前に出るディフィンスで一次攻撃から相手の勢いを止めると、2次攻撃、3次攻撃と相手を後退させます。
コカ・コーラ溜まらずラックからハーフキックを蹴るも、これを末永選手がチャージ。コカ・コーラ何とか拾いますが、ゴール前スクラムのチャンスを得ます。
このスクラムでプレッシャーをかけると相手がペナルティ。ここからスピアーズは相手をゴール前釘付けにします。
この展開は、スピアーズが思い描いていた通りの展開でした。
ディフィンスでプレッシャーをかけ、オプションを奪い、相手の綻びを作る。そして、ボールを奪うとエリアを取り、スコアのチャンスを狙う。こうした展開は、14週間の準備期間があってこそのものです。
そして、前半14分。
スピアーズがゴール前ラインアウトのボールを取ると、相手の意表を突きショートサイドに攻撃。これがうまく決まり、杉本選手がディフィンスを飛ばしながらトライ。桑江選手ゴール成功で7-0と先制します。
立て続き、17分にも白井選手のトライで14-0とします。
その後も追加点こそないものの、堅牢なディフィンスと安定したキック処理で敵陣でプレーし続けます。
ですが、前半終了間近に自陣ゴール前からラインアウトモールを押し込まれトライを奪われ14-7で折り返します。
そして、後半開始。後半も継続してクボタペースの展開となります。
後半は風下ということもあり、戦い方を修正。キックを減らし、前半よりさらに攻撃的にボールを回します。
8分には桑江選手がPG成功し17-7と追加得点。
そして、ここで選手交代。川向選手に代わり、立川選手がセンターに。このアナウンスで会場からは歓声が。立川キャプテンの投入、そしてこの会場の声援もあってかさらにスピアーズの勢いが増します。
後半13分
自陣ゴール前より桑江選手がボールを取ると、すぐには蹴りださずラン。
相手のスペースを見逃さずスルスルと突破するとハーフウェイ付近までビッグゲイン。
スピアーズのフォローも早く、末永選手⇒北川選手と繋ぎ、マキシ選手へ。マキシ選手が左サイトまで走り抜けると相手タックラーを掴まれながらもトライ。
自陣ゴールライン付近から100mを繋ぐこのカウンター攻撃に会場はさらにスピアーズムードに。ゴールは不成功となりますが、22-7とリードを広げます。
後半27分
ゴール前スクラムからマキシ選手がボールを持って前に出ると、フォーワードがしつこく近場を連続攻撃。そして、バツベイ選手に代わって交替したばかりの四至本選手がラックからピックゴーでトライ。ゴール成功で29-7とします。
30分にはハウェラ選手が相手ディフィンス裏に蹴ったボールを再獲得し、オープンサイドに展開すると最後は桑江選手がトライ。
さらに続いて34分
マキシ選手のパスからナ選手がラインブレイク。直後のラックからクイックでボールをだすと、桑江選手が相手を引きずりながらグラウディングし連続のトライ
ゴール成功で43-7と得点をさらに広げて、そのままノーサイドとなりました。
↑マンオブザマッチはこの日2トライし、ゴールキックも含め23得点をした桑江選手
【杉本ゲームキャプテンコメント】
前半は、エリアは取れているがスコアは取れない厳しい展開でしたが、それは今後課題として修正しなければならない点だと思います。しかし、ハーフタイムでしっかりと修正し、後半に自分たちの求めるパフォーマンスができたことは、よかったと思います。
そして、今日の勝利はグラウンドにいた選手だけでなく、ノンメンバーやスタッフも含めたチーム一丸となって挑んだ結果の勝利だと思っています。
【試合前イベントの様子】
今回は東京都ラグビー協会とクボタスピアーズの共同開催で「ラグビーまつりプロジェクト」認定イベントとして実施しました。
当日は、様々なイベントを用意し、多くの方々に楽しんで頂きました。
以下、試合前イベントの様子です。
ラグビークリニック
↑試合前にグラウンドで行われたラグビークリニックには多くの子供たちが参加し、新人選手が中心となり指導しました。
地元商店街連合会による屋台村の様子
カップオンリークラブイベント「ヨーヨー釣り」
スピアーズ選手による「ラグビー見どころ講座」
スピアーズ選手による「ラグビー見どころ講座」
ラグビーまつりプロジェクトフェイスシールの配布
↑フェイスシールを貼り合う選手たち。楽しそう!
エドレンジャーショー
↑地元戦隊ヒーロー 「商売繁盛!エドレンジャー」ショーは大盛り上がり!!悪役登場で泣き出すちびっこもちらほら。
以上、雨の中たくさんのご来場ありがとうございました。今後もスピアーズはファンの方々に喜んでいただけるよう取り組んでいきます。
次戦以降もぜひ応援にお越しください。
※試合写真は公式Facebookにも、多数掲載しております。