GAME試合結果

2019-20シーズン トップリーグ CUP戦 第3節試合結果

19.07.06(土)19:00キックオフ


クボタスピアーズ

三菱重工相模原ダイナボアーズ
12 合計 7
T G PG DG   T G PG DG
2 1 0 0 12 前半 0 0 0 0 0
0 0 0 0 0 後半 1 1 0 0 7

出場選手

# スターティングメンバー # リザーブメンバー
1 海士広大 16 杉本博昭
2 大熊克哉 17 羅官榮
3 北川賢吾 18 古賀太貴
4 青木祐樹(Cap) 19 今野達朗
5 デーヴィッド・ブルブリング 20 末永健雄
6 四至本侑城 21 岡田一平
7 バツベイシオネ 22 シオネ・テアウパ
8 ファウルア・マキシ 23 ホネティ・タウモハパイ
9 井上大介
10 ファレヌイ・ハウェラ
11 白井竜馬
12 立川理道
13 永富晨太郎
14 近藤英人
15 桑江健一郎

個人得点

氏名 T G PG DG
海士広大 1 5
桑江健一郎 1 2
立川理道 1 5

入替・交替

種類 時間 背番号
入替 後半7分 2 → 16
入替 後半7分 1 → 17
入替 後半7分 3 → 18
入替 後半11分 9 → 21
入替 後半17分 7 → 20
入替 後半17分 13 → 22
入替 後半22分 4 → 19
入替 後半37分 14 → 23


レポート

試合当日は雨が心配されましたがなんとか保ち、曇り空の天候。やや風は強くスピアーズは向かい風のなかキックオフとなりました。



序盤から三菱重工は風を利用したロングキックでエリアを取ります。この日の三菱重工は、相手外国人スタンドオフのキック力と風を武器に、徹底したキッキングゲームを展開。しかし、スピアーズバックス陣はこれを落ち着いて対処します。


↑スタンドオフのハウェラ選手は、向かい風の中でも絶妙なコントロールのキックで相手に対抗


そして前半10分、中盤でのスクラムからアドバンテージを得ると、井上選手が相手ディフィンス裏に転がすキック。これを近藤選手がキャッチし、抜け出すと、オフロードパスを繋いで大きくゲイン。この日初めてゴール前付近まで入り込みます。
相手のオフサイドのペナルティでプレーが止まりますが、この勢いをそのままにクイックリスタートで、スピアーズフォワードが近場を攻めます。そして、最後はプロップ海士選手がインゴールにボールを押し込みファーストトライ!ゴールも成功で7-0と先制とします。







その後、互いにキックを使うエリアの奪い合いが続きます。
ロングキック、ゴロパント、ハイパントと様々なキックの応酬となります。
前半残り10分の場面では、井上選手のピンポイントに落とす、パントからボールを奪い返し、敵陣ゴール前のチャンスを何度か作りますが、得点に変えられず、前半残り3分に。


そして、37分。ゴール前スクラムからロングパスで大外にいた白井選手がもらうとうち返しパス。これを立川選手が拾いそのままトライ。ゴール不成功で12-0で前半が終了します。





そして後半。開始5分の流れは重工。スコアこそされないものの、ペナルティを繰り返し自陣ゴール前から脱出できません。ここで、フロントローをメンバー交代。


そして、9分には自陣ゴール前ラインアウトをターンオーバーし、脱出します。
この日、スピアーズは相手ラインアウトにプレッシャーをかけ続け、これにより相手アタックの勢いを止めます。
相手の足も止まり始めたところで、スピアーズは早々とメンバー交代。
ハーフに岡田、フランカーに末永、センターにテアウパとインパクトのあるプレーヤーを入れ替えます。


これで勢いに乗るかと思われましたが、相手の徹底して行うハイパント攻撃に苦戦します。



追加点を奪えないまま時間は過ぎ、65分にはゴール前ラインアウトモールを押し込まれ、12-7の5点差にまで詰められてしまいます。





その後、相手は猛攻を仕掛けます。


75分には、三菱重工がスピアーズは陣でラインブレイク。あわやトライの状況でしたが、近藤選手がなんとか追いつき、体を張って止めます。


しかし、ピンチは続きゴールラインを背負うディフィンス。
スピアーズ選手は、ここで集中力を発揮。
三菱重工の再三の攻撃を運動量で制し、規律を保ちながら阻止。
早いディフィンスラインの再構築と一人に対し二人のダブルタックルを徹底して実行。相手が反則を犯し、ピンチを脱出します。






このまま、マイボールを死守し、フルタイムかと思いましたが、敵陣でスピアーズの反則。


80分のホーンが鳴ったラストワンプレーを残して、相手ボールラインアウトとなります。
このシチュエーションにスピアーズは必死のラインアウトディフィンス。デイビッド選手が相手のサインを読もうと必死に動きます。しかし、ボールは三菱重工選手がキャッチ。相手にラストチャンスを与えてしまったかと思ったその時、相手ジャンパーと競り合っていた今野選手が、相手がキャッチしたボールを空中で叩きファンブルさせる技あり冷静なプレーでマイボールに。そしてそのまま蹴りだしノーサイドとなりました。




マンオブザマッチはトライを決め、厳しい状況でもプレーで声でチームを鼓舞し続けた立川選手です。



【青木ゲームキャプテンコメント】

「チームとしては圧倒するつもりで臨んだゲームでしたが、非常にタイトなゲームとなってしまいました。その要因は、ミスやペナルティ、そして敵陣でのチャンスをスコアに繋げられなかったことだと思います。また、後半のテリトリーの取り方も良くありませんでした。こうした要素を試合中に修正できれば、スコアはもっと変わっていたと思います。
この結果を来週に繋げて、キヤノン戦の勝利に結び付けたいと思います。 」


※試合写真は公式Facebookにも、多数掲載しております。


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