練習試合 パナソニックワイルドナイツ戦試合結果
20.02.07(金)13:00キックオフ
クボタスピアーズ |
パナソニック ワイルドナイツ |
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21 | 合計 | 24 | ||||||||
T | G | PG | DG | 計 | T | G | PG | DG | 計 | |
3 | 3 | 0 | 0 | 21 | 前半 | 1 | 1 | 0 | 0 | 7 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 後半 | 2 | 2 | 1 | 0 | 17 |
出場選手
# | スターティングメンバー | # | リザーブメンバー |
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1 | 才田 智 | 16 | 大塚 健太郎 |
2 | 後藤 満久 | 17 | 海士 広大 |
3 | 古賀 太貴 | 18 | オペティ・ヘル |
4 | 松井 丈典 | 19 | デーヴィッド・ブルブリング |
5 | 孫 昇己 | 20 | 青木 祐樹 |
6 | 萩澤 正太 | 21 | 田村玲一 |
7 | 稲橋 良太 | 22 | 末永 健雄 |
8 | バツベイ シオネ | 23 | 古賀 駿汰 |
9 | 谷口 和洋 | 24 | 髙橋 拓朗 |
10 | 川向 瑛 | 25 | 中田 翔太 |
11 | 白井 竜馬 | 26 | 田中 健太 |
12 | 永富 晨太郎 | 27 | 桑江 健一郎 |
13 | シオネ・テアウパ | ||
14 | 伊藤 有司 | ||
15 | ファレヌイ・ハウェラ |
個人得点
氏名 | T | G | PG | DG | 計 |
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川向 瑛 | 1 | 5 | |||
ファレヌイ・ハウェラ | 3 | 6 | |||
後藤 満久 | 2 | 10 |
入替・交替
種類 | 時間 | 背番号 |
---|---|---|
入替 | 前半27分 | 永富→髙橋 |
入替 | 後半0分 | 後藤→大塚 |
入替 | 後半0分 | 古賀(太)→ヘル |
入替 | 後半0分 | 孫→青木 |
入替 | 後半0分 | 谷口→古賀(駿) |
入替 | 後半0分 | テアウパ→中田 |
入替 | 後半0分 | 伊藤→田中 |
入替 | 後半8分 | 稲橋→田村 |
入替 | 後半8分 | 川向→桑江 |
入替 | 後半20分 | バツベイ→末永 |
入替 | 後半30分 | 白井→伊藤 |
レポート
トップリーグ開幕以来初となる練習試合は2月7日にクボタスピアーズグラウンドで行われました。対戦相手は開幕戦で黒星を喫しているパナソニックワイルドナイツです。
メンバーは公式戦で出場機会が少なかった選手たちが中心です。
試合に出たくてワクワクしている選手が多く、ハングリーなメンバーが揃っています。
こうしたメンバーが練習試合により試合勘を掴んでいくことは、チーム力の底上げという点でも、長期間のシーズンを戦っていく上でもとても重要になります。
この試合のために公式戦に出場したメンバーも一丸になり、サポートをしてこの試合を迎えました。
激しいディフェンスによりチャンスをつかんでスコアを重ねた前半
マイボールキックオフでスタート
相手がレシーブしたボールからのディフィンスでプレッシャーを掛けようとオフサイドの反則をしてしまいますが、その後の中盤でのディフィンスでの伊藤選手のタックルにより、ターンオーバー。このアタックを活かすことはできなかったですが、スピアーズのディフィンスからメンバーたちのこのゲームに対するマインドセットが良くわかる、気持ちのこもった試合の入りとなります。
その後も一進一退の攻防がありますが、拮抗した戦いが続きます。
点数が動いたのは、前半20分
中盤でのキックの攻防からテアウパ選手がボールを持つと、谷口選手に繋ぎながらラインブレイクし、ゴール前まで。
その後のラックをすぐにボールを出すと、走りこんできた川向選手がインゴールに飛び込みトライ。ハウェラ選手ゴール成功で先制点をあげます。
その直後の前半24分には、スピアーズがゴール前からしっかりとモールを組み、押し込むとその後のラックから近場を攻撃。ラックに入っていた後藤選手が相手のラック周りのディフェンスが空いていたのを見ると、意表をついてラックから持ち出し、そのままトライ、ハウェラ選手ゴール成功14 - 0。
前半32分にも、中盤クボタラインアウトから高橋選手が強さを見せ10m前進し、相手のペナルティを誘い、ゴール前ラインアウト。そこからさきほどと同じようにフォワードがモールを組み押し込み、近場を10フェイズ近く連続攻撃。そこからまたも後藤選手がさきほどのトライと同じようにラックから抜け出しトライ、ゴール成功で3本連続トライの21-0とします。
終了間際の38分には、自陣ゴール前ディフェンスで反則を犯してしまいスピアーズにシンビンが出ると同時にパナソニックがペナルティトライをして、21 - 7 で前半が終了します。
前半はスピアーズディフェンスのプレッシャーがよく効いた展開となりました。前に鋭く出るディフェンスは相手に判断を選択する余裕を与えず、前にださせませんでした。すれ違いにパスでかわされる場面もありましたが、それでもフォローにはいった選手がタックルすることで、ブレイクされません。
また、敵陣でのチャンスを確実にスコアすることもできました。
後半は相手ペース。タックルミスからスコアを重ねられて最後はPGで勝負が決まる。
後半は前半のスピアーズの勢いが見られません。
いいプレーで勢い生まれそうな場面もありましたが、流れを継続することはできずペースを掴めません。特に前半で相手にプレッシャーを与えていたタックルは、ミスが増え、後半早々に相手トライを許し、13分にもトライを加えられて21-21の同点となってしまいます。
ここから互いに攻め合う攻防がありますが、動きのないまま残り5分に。
ここで相手が自陣よりラインブレイクし、独走します。勝ち越しトライを取られるかと思ったところ、必死で後方からあきらめず必死で追いついた田中選手がトライされる直前でタックル。その後、ジャッカルで反則を奪うビックプレーでこのピンチを防ぎます。
なんとか追加点を取り、勝ち越しして試合を終えたいところでしたが、逆にこちらのペナルティによりペナルティゴールを決められて21-24と勝ち越され終了となりました。
【フランヘッドコーチコメント】
私たちが必要としていたゲームでした。試合に飢えていたメンバーが多く出場することができました。前半は私たちのプラン通りの展開でしたが、後半はそうはいかず、この結果になってしまいました。しかし、まず今日のメンバーが試合に出場できたことが大きかったです。試合にでることで課題も生まれ成長できます。
来週からはまた公式戦が続きます。非常に大切な期間となりますので、今日出た課題を修正して、今後の公式戦に臨みたいと思います。
【後藤ゲームキャプテンコメント】
ここにいる全員がハードワークして、一日一日取り組むことで、きっとまたチャンスが回ってくると思います。次の試合に向けてチーム一丸となり取り組んでいきます。
【後半ゲームキャプテンの青木選手コメント】
とてもタフな試合でした。しかし、こうした試合を勝ち抜くことが大切だと思います。
練習試合はまだ先になりますが、それぞれ自分の役割をしっかり行って、取り組んでいきたいと思います。
【ピックアップ写真 】
↑前半早々のタックルで流れを引き寄せた伊藤
↑早い上がりで相手にプレッシャーをかけたディフェンスライン
↑SO川向選手は前半のいい流れを作り、先制トライも
↑ハウェラ選手はフルバックとスタンドオフの両方で活躍
↑本来のポジションではない左プロップとして80分出場の才田選手
↑田村選手は久しぶりのゲームで持ち味の激しい接点で存在感を発揮した。