練習試合 東芝ブレイブルーパス戦試合結果
20.11.28(土)12:00キックオフ
|
クボタスピアーズ |
東芝ブレイブルーパス |
|||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 40 | 合計 | 19 | ||||||||
| T | G | PG | DG | 計 | T | G | PG | DG | 計 | |
| 5 | 4 | 0 | 0 | 33 | 前半 | 1 | 1 | 0 | 0 | 7 |
| 0(1) | 0(1) | 0 | 0 | 0(7) ※カッコ内は3本目 |
後半 | 1(1) | 1 | 0 | 0 | 7(5) ※カッコ内は3本目 |
出場選手
| # | スターティングメンバー | # | リザーブメンバー |
|---|---|---|---|
| 1 | 海士 広大 | R | 才田 智 |
| 2 | マルコム・マークス | R | 杉本 博昭 |
| 3 | オペティ・ヘル | R | 松波 昭哉 |
| 4 | 青木 祐樹 | R | 堀部 直壮 |
| 5 | デーヴィッド・ブルブリング | R | ルアン・ボタ |
| 6 | ピーター“ラピース”ラブスカフニ | R | トゥパ フィナウ |
| 7 | 末永 健雄 | R | 岡山 仙治 |
| 8 | バツベイ シオネ | R | ファウルア・マキシ |
| 9 | 井上 大介 | R | 岡田 一平 |
| 10 | バーナード・フォーリー | R | ファレヌイ・ハウェラ |
| 11 | 山﨑 洋之 | R | 近藤 英人 |
| 12 | 立川 理道 | R | ライアン・クロッティ |
| 13 | シオネ・テアウパ | R | ゲラード・ファンデンヒーファー |
| 14 | タウモハパイ ホネティ | R | 金 秀隆 |
| 15 | 桑江 健一郎 | R | 島田 悠平 |
| R | 羅 官榮 | ||
| R | 大塚 健太郎 | ||
| R | 山本 剣士 | ||
| R | 土谷 深浩 | ||
| R | 千葉 雄太 | ||
| R | 谷口 和洋 | ||
| R | 白井 竜馬 | ||
| R | 永富 晨太郎 | ||
| R | 髙橋 拓朗 | ||
| R | 岩佐 賢人 |
個人得点
| 氏名 | T | G | PG | DG | 計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 立川 理道 | 1 | 5 | |||
| バーナード・フォーリー | 4 | 8 | |||
| 山﨑 洋之 | 1 | 5 | |||
| 桑江 健一郎 | 1 | 5 | |||
| マルコム・マークス | 1 | 5 | |||
| ピーター“ラピース”ラブスカフニ | 1 | 5 | |||
| 岡山 仙治 | 1 | 5 | |||
| ファレヌイ・ハウェラ | 1 | 2 |
入替・交替
| 種類 | 時間 | 背番号 |
|---|---|---|
| 入替 | 後半0分 | 海士→才田 |
| 入替 | 後半0分 | マークス→杉本 |
| 入替 | 後半0分 | ヘル→松波 |
| 入替 | 後半0分 | ラブスカフニ→トゥパ |
| 入替 | 後半0分 | バツベイ→マキシ |
| 入替 | 後半0分 | 井上→岡田 |
| 入替 | 後半0分 | フォーリー→ハウェラ |
| 入替 | 後半0分 | 山﨑→近藤 |
| 入替 | 後半0分 | 立川→クロッティ |
| 入替 | 後半0分 | テアウパ→ゲラード |
| 入替 | 後半0分 | タウモハパイ→金(秀) |
| 入替 | 後半13分 | 末永→岡山 |
レポート
クボタスピアーズ今季5戦目のプレシーズンマッチは、東芝ブレイブルーパスと対戦。
府中・調布・三鷹三市主催のラグビーフェスティバルとして、上限500名の有観客試合として行われました。
40分・40分・20分の合計100分の変則的な構成で行われ、スピアーズの登録メンバーは40人と多くのメンバーが試合に出場。特に前半は各国代表にも選出されたメンバーが今季初出場ということや、相手が強豪東芝ブレイブルーパスということもあり、注目度の高い一戦となりました。
試合は、前半期待していた選手たちが期待通りのプレーで試合の流れを作りリードし、後半以降は激しいタックルが連発する一進一退の攻防となりました。

前半:スクラムを起点にゲームを支配し5トライを奪う
天候は快晴。しかし風はかなり強く、キックは大きく影響を受けるコンディションです。クボタスピアーズは風上で前半(1セット目)がキックオフ。
クボタスピアーズは、ファーストスクラムでペナルティを得るとゴール前でラインアウト。残念ながらこのチャンスを得点に繋がることはできませんでしたが、スクラムでプレッシャーをかけ敵陣でプレーし続けます。
敵陣22m付近中央から得たマイボールスクラムを押し続け、ペナルティを得るとクボタは徹底してスクラムを選択。同じ位置からスクラムを4回5回と組み、アドバンテージをもらいながらバックスにパスし、ホネティ選手の突進をきっかけに連続攻撃。ひとつひとつの攻撃から勢いを作り、相手陣系を乱すと、立川キャプテンがディフェンスの穴を見つけ、タックラー二人をかわしトライ。バーナード選手、強風の中キックを決め、前半13分7-0と先制します。




そして、17分には中盤ラインアウトを起点に攻撃し、オペティ選手の突破からマルコム・マークス選手にオフロードパスでゴール前まで迫ると、立川選手⇒山崎選手と繋ぎそのままトライ。
ゴール成功で14-0と連続トライ。


この後のリスタートで相手がダイレクトタッチ(キックオフしたドロップキックがノーバウンドでタッチにでてしまうこと。その場合、グラウンド中央で相手ボールスクラムで再開します。)
センタースクラムを押し込み、№8のバツベイ選手が前にボールを運ぶと、立川選手が狭い隙間を抜けて、突破。桑江選手にパスを繋ぐと、相手ディフェンスに捕まりながらもそのままトライ。ゴール成功で戦半20分21-0。



スクラムを起点に、その後の攻撃ひとつひとつで前にでることで、攻撃に勢いが生まれ、相手ディフェンスに穴ができ、突破するという好循環が生まれます。
25分、またもスクラムによりペナルティを得るとゴール前ラインアウトからのモールでマルコム・マークス選手がトライ。ゴール成功で28-0とします。

33分にはターンオーバーからトライを許し28-7と失点しますが、38分にゴール前でフォワードが近場を攻撃し、ラピース選手が手を伸ばしトライ。33-7と取り返し、26点リードで前半を終えます。



後半:前半とうって変わり得点が動かないタイトゲーム
後半(2セット目)は風下。
風上の相手は、ここで巻き返ししたいところですが、後半はスピアーズのディフェンスが光る展開に。
前半から12名を入れ替えてスタートした 後半は、序盤敵陣ゴール前ラインアウトモールで何度も攻め込みますが、トライできず。
その後、逆に東芝にゴール前まで、攻め込まれますが、堅いでディフェンスでターンオーバー。
その後もゴール前まで迫る一進一退の攻防で、得点が動かないまま試合は進みます。風下のコンディションのなか体力的にも苦しい状況ですが、接点を強みとする東芝ブレイブルーパス相手に、全員がタックルで攻撃を阻止し、ゴールラインを割らせません。




しかし、終了間際、ゴール前のピンチからスクラムを押されてしまい、ペナルティトライで33-14で後半を終了します。
そして3セット目もメンバーを大きく入れ替えてスタート。若いメンバーが目立ちます。
80分の間、早く試合がしたかった!という気持ちが伝わるエネルギー溢れるプレーを見せます。
相手の潰しの早いタックルに思うように前には進めませんが、粘り強くアタックを続け、13分トライ。40-7と待望の追加点を加えます。




しかし、20分にラインブレイクトライを許し、40-12で試合終了となりました。
【ピックアップ写真】







↑今季初出場の選手たち(ラピース選手、フォーリー選手、マルコム選手、井上選手、クロッティ選手、ボタ選手、岡田選手)

↑今季絶好調の桑江選手

↑スピードと強さが持ち味のホネティ選手

↑立川選手は味方を活かしながらも自分でもトライを奪う活躍

↑オープンサイドフランカーとして高いワークレートで活躍する末永選手

↑海士選手はスクラムだけでなくフィールドプレーも魅力

↑タックル、ジャッカル、ボールキャリアだけでなくラインアウトやモールでも貢献するマキシ選手

↑タックルだけでなく、相手ディフェンスに潜り込んでトライを決めた岡山選手

↑左から羅選手、堀部選手、山本選手

↑ボールを持つ機会は少なかったが切れ味鋭いステップを見せた白井選手






























