練習試合 Honda HEAT戦試合結果
20.12.12(土)12:00キックオフ
クボタスピアーズ |
Honda HEAT |
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42 | 合計 | 28 | ||||||||
T | G | PG | DG | 計 | T | G | PG | DG | 計 | |
2 | 2 | - | - | 14 | 前半 | 2 | 2 | - | - | 14 |
4 | 4 | - | - | 28 | 後半 | 2 | 2 | - | - | 14 |
出場選手
# | スターティングメンバー | # | リザーブメンバー |
---|---|---|---|
1 | 海士 広大 | R | 羅 官榮 |
2 | 杉本 博昭 | R | 才田 智 |
3 | 松波 昭哉 | R | 大熊 克哉 |
4 | 堀部 直壮 | R | 大塚 健太郎 |
5 | デーヴィッド・ブルブリング | R | 山本 剣士 |
6 | トゥパ フィナウ | R | 今野 達朗 |
7 | ピーター“ラピース”ラブスカフニ | R | ルアン・ボタ |
8 | バツベイ シオネ | R | 土谷 深浩 |
9 | 井上 大介 | R | 岡山 仙治 |
10 | バーナード・フォーリー | R | ファウルア・マキシ |
11 | 白井 竜馬 | R | 岡田 一平 |
12 | 立川 理道(C) | R | 谷口 和洋 |
13 | ライアン・クロッティ | R | ファレヌイ・ハウェラ |
14 | 桑江 健一郎 | R | 島田 悠平 |
15 | ゲラード・ファンデンヒーファー | R | 永富 晨太郎 |
R | シオネ・テアウパ | ||
R | 岩佐 賢人 | ||
R | 金 秀隆 |
個人得点
氏名 | T | G | PG | DG | 計 |
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ライアン・クロッティ | 1 | 5 | |||
バーナード・フォーリー | 4 | 8 | |||
杉本 博昭 | 2 | 10 | |||
ファウルア・マキシ | 1 | 5 | |||
シオネ・テアウパ | 1 | 5 | |||
ファレヌイ・ハウェラ | 2 | 4 | |||
桑江 健一郎 | 1 | 5 |
入替・交替
種類 | 時間 | 背番号 |
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入替 | 後半3分 | 堀部→ボタ |
入替 | 後半5分 | 白井→島田 |
入替 | 後半9分 | バツベイ→マキシ |
入替 | 後半9分 | ヒーファー岩佐 |
入替 | 後半14分 | ラブスカフニ→岡山 |
負傷 | 後半16分 | 岩佐→金(秀) |
入替 | 後半21分 | 井上→岡田 |
入替 | 後半21分 | フォーリー→ハウェラ |
入替 | 後半21分 | クロッティ→テアウパ |
入替 | 後半23分 | 海士→羅 |
入替 | 後半23分 | 杉本→大熊 |
レポート
今季6試合目のプレシーズンマッチは、ホンダヒートと対戦。
今回は今年8月に連携協定を締結し、ホームスタジアムとして今シーズン3試合の公式戦を行う江戸川区陸上競技場実施されます。
1000人の上限を設けて行われた今回のプレシーズンマッチは、スピアーズ単独で会場運営を行い、会場準備はもちろん感染予防対策やスタジアムDJによるアナウンスなど、公式戦と同じような準備をして臨みました。
一夜にして募集定員に達した観戦申込からも、この試合への注目度、そしてラグビーを見たいというファンの方々の情熱が伺えます。
前半:相手のアグレッシブな攻守に苦しみプレッシャーを受けるが辛抱強く耐える
朝はずいぶんと寒くなってきましたが、キックオフした瞬間に差し始めた太陽の光が温かい、正午にキックオフとなりました。
マイボールキックオフでスタートした前半。
互いにエネルギー溢れる攻守で先制点を取りに行きます。互いにゴール前まで迫る状況が続きますが、最初にインゴールを割ったのはホンダヒートでした。
キックカウンターからハイパントキック(高く蹴って競り合うキック)をすると、キャッチしたスピアーズ選手が作ったラックに対して圧力をかけられ、ボールを奪取するとラインブレイクを許し、そのままトライを許してしまいます。(前半6分0-7)
しかし、クボタも負けていません。11分にゴール前ラインアウトからモールを押し込み、ラックにするとすぐにバックスへ。フォーリー選手が相手の早いディフェンスの背後を見逃さず、パスのフェイントからグラバー(ゴロ)キック。これにライアン・クロッティ選手が反応すると落ち着いて、一度トラップしてインゴールにグランディング。
オーストラリア代表からニュージーランド代表に繋ぐ、連携攻撃でトライ・コンバージョンキック成功とし、7-7の同点にします。
しかし、この直後の相手のリスタートキックオフからラインブレイクを許し、すぐに勝ち越されてしまいます。(前半14分7-14)
ここから約20分スコアボードが動かない拮抗した展開となります。
スピアーズはホンダヒートの激しく前に出るディフェンスに苦しみますが、辛抱強く戦い、徐々に試合のペースを掴み、ゴール前ラインアウトのチャンスを得ます。このラインアウトをデーヴィッド選手がボールをキャッチすると今シーズンの得点源の一つであるモールを一気に押し込み杉本選手トライ。
キック成功で前半33分14-14の同点に追いつきます。
その後も、ゴール前まで迫る場面はありますが、相手の粘り強いディフェンスに苦しみ得点動かないまま後半となります。
後半:インパクトプレーヤーが期待に応えリードを奪い勝利!
後半スタートからスピアーズは、ショートパスとロングパスを組み合わせたボールの良く動く攻撃的な展開を見せます。
そして、12分桑江選手のカウンターアタックからのゴール前ペナルティ(この反則で相手選手シンビン)となると、ラインアウトモールで再び杉本選手がトライ。安定のキックでコンバージョンも決め後半14分で21-14とこの試合で初めてリードします。
ここから後半出場したメンバーがインパクトプレーヤーとして、チームに勢いを与えます。
16分には後半から出場のマキシ選手がセービングしたボールから粘り強い強さで前にでて敵陣に攻め込むと、相手ボールラインアウトを同じく途中出場のボタ選手が手を伸ばしターンオーバー。(ボールを奪うこと)
パスを受けたマキシ選手は、この攻守が交替した一瞬のスキを見逃さず、一気にゴールポストめがけて走り込みトライ。
後半17分28-14と点差を離します。
その後も、後半27分にはウィングで途中出場の金選手が相手二人をかわしてインゴールに飛び込みますが、トライを認めれず。
しかし、その直後のスクラムから岡田選手⇒永富選手と繋ぎ、永富選手が鋭いパスで途中出場したばかりのテアウパ選手に渡すとラインブレイクでトライ。途中出場のハウェラ選手がコンバージョンキックを決めて、後半30分35-14と突き放します。
34分には相手にトライを許し、35-21としますが、40分過ぎには敵陣22m付近からテアウパ選手⇒金選手⇒桑江選手と繋ぎ、追加点を加え、42-21。
終了間際にトライを奪われましたが、42-28でクボタスピアーズがホームゲームを勝利しました。
【フラン・ルディケヘッドコーチからのコメント】
「ホンダヒートのキックを使った攻撃に序盤苦しみましたが、なんとかペースを掴むことができました。後半出場した選手もインパクトを与えることができました。プレシーズンマッチなので将来クボタスピアーズを担うような選手もプレーの機会を与えたかったので、彼らが活躍したのは素晴らしいことです。」
【ピックアップ写真】
↑前半ウィングで出場した白井選手はラインブレイクから俊足を活かした
↑ロックで先発出場の堀部選手は、経験豊富なメンバーと一緒にプレー
↑ラインブレイクもあり、フィールドプレーでも活躍を見せた海士選手
↑今回はアタックでラインブレイクして、インパクトを与えた岡山選手
↑今シーズン初出場の今野選手は試合終盤に出場
↑クロッティ選手は落ち着いたパフォーマンスでマンオブザマッチ級の活躍を見せた
【見逃し配信のお知らせ】
こちらの試合はスポナビにて2021年5月まで視聴できます↓
https://sports.yahoo.co.jp/livestream/kubota/rugby/201212001