練習試合 豊田自動織機シャトルズ愛知試合結果
22.03.30(水)13:00キックオフ
クボタスピアーズ |
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合計 | 26 | |||||
T | G | PT | PG | DG | 計 | |
前半 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 12 |
後半 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 14 |
VS |
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合計 |
前半 |
後半 |
豊田自動織機シャトルズ愛知 |
||||||
---|---|---|---|---|---|---|
合計 | 12 | |||||
T | G | PT | PG | DG | 計 | |
前半 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 12 |
後半 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
出場選手
# | スターティングメンバー |
---|---|
1 | 紙森 陽太 |
2 | 羅 官榮 |
3 | 松波 昭哉 |
4 | オトジョシュア 輝恵 |
5 | 堀部 直壮 |
6 | 玉置 将也 |
7 | 岡山 仙治 |
8 | 積 賢佑 |
9 | 岡田 一平(Cap) |
10 | 侭田 洋翔 |
11 | 木田 晴斗 |
12 | 中田 翔太 |
13 | 髙橋 拓朗 |
14 | Halatoa Vailea |
15 | 合谷 和弘 |
リザーブメンバー
# | リザーブメンバー |
---|---|
R | 海士 広大 |
R | 福田 陸人 |
R | 練習生 |
R | 松井 丈典 |
R | Asipeli Moala |
R | 井上 大介 |
R | 島田 悠平 |
R | 白井 竜馬 |
R | 押川 敦治 |
R | 岩佐 賢人 |
R | 近藤 英人 |
個人得点
氏名 | T | G | PG | DG | 計 |
---|---|---|---|---|---|
オトジョシュア 輝恵 | 1 | 5 | |||
侭田 洋翔 | 2 | 4 | |||
木田 晴斗 | 1 | 5 | |||
岩佐 賢人 | 1 | 5 | |||
近藤 英人 | 1 | 5 | |||
島田 悠平 | 1 | 2 |
入替・交替
種類 | 時間 | 背番号 |
---|---|---|
交代 | 後半0分 | 1→16 |
交代 | 後半0分 | 8→20 |
交代 | 後半0分 | 9→21 |
交代 | 後半0分 | 14→20 |
交代 | 後半10分 | 4→19 |
交代 | 後半10分 | 10→23 |
交代 | 後半10分 | 12→24 |
交代 | 後半10分 | 11→23 |
交代 | 後半10分 | 15→26 |
交代 | 後半12分 | 2→17 |
交代 | 後半12分 | 3→18 |
レポート
3月30日、公式戦は試合がない週でしたがその期間を利用して、公式戦に出場機会の少ないメンバーを中心とした練習試合が行われました。
4月1日から選手登録され公式戦に出場できる新入団選手も多く出場し、それぞれが個性を出し、公式戦に出場に向けてアピールする内容となりました。
なお、この試合はメンバー構成の関係からスクラムは押し合いのないアンコンテストスクラム、試合時間は30分×2ハーフで行われました。
前半:取って取られての展開となるが、リズムのいい連続攻撃で相手にプレッシャーを与える
試合当日は、桜も満開となった曇り空。
風下の中、10番侭田選手のキックでキックオフ。
さっそく自陣でのスクラムを組むと、早いテンポで細かくラックを作りゴール前まで。
このアタックでプレッシャーを受けた相手はペナルティ。
この後の5mラインアウトから羅選手がスローするとモールを組むとじわりじわりと押し込み、オト選手がトライ。左外の難しい角度のゴールキックを侭田選手が決めて7-0と先制します。
ところが、その後のリスタートでスピアーズがペナルティから相手ボールで自陣ゴール前ラインアウト。ここで近場の攻撃を止められず前半7分で7-7の同点に。
前半7分にして、フォワード同士の取り合いの展開となります。
その後のスピアーズのリスタートからマイボールにすると、キックオフ直後と同様にテンポよくアタック。ここでスコアすることはできませんが、敵陣でのプレーを続け、連続攻撃からバックスに展開すると、ルーキー木田選手がボールを貰った瞬間に一瞬の加速を見せて外側に開くと相手をハンドオフ*1でかわしながらインゴールに飛び込みトライ。ゴール不成功で12-7とします。
しかし、この後も23分には相手の猛攻を受け失点。12-12の同点に。
互いに敵陣に入り、取って取られての試合展開から抜け出したい両チーム。
スピアーズは、自陣からモールを押し込みアドバンテージ*2を貰いながら展開し、敵陣に入ると、さらに反則をさそい、タッチに蹴りだし、ゴール前10mでラインアウトのチャンスを得ます。
ゴール前まで迫る攻撃を見せますが、残念ながらトライを奪うことはできず前半終了となりました。
後半:追加点を奪いながら粘り強いディフェンスで後半無失点でノーサイド
メンバー4人を交代してスタートした後半。
前半4分にゴール前スクラムのチャンスを得ると、スクラムから新入団アシペリ選手が持ち出し、ゴール前まで。そこから右に展開すると侭田選手のロングパスで右外にポジショニングしていた岩佐選手に。目の前にディフェンスはおらず、そのままトライ。難しい角度のキックを侭田選手が成功させて19-12と勝ち越します。
この後のリスタートから敵陣に入り、前半までの取って取られての展開を抜けだしたいスピアーズ。
そのきっかけは岡山選手のディフェンスからでした。自陣でのディフェンスから早い上がりと低いタックルで相手を倒すと、すぐに起き上がり再びディフェンスに入る岡山選手。その後のブレイクダウン*3にすぐに絡むとジャッカル*4でペナルティを誘います。
このペナルティから敵陣に入ったスピアーズは、センタースクラムから流れるようなバックスラインで右サイドに展開すると、勢いにのった連続攻撃を仕掛けます。
後半10分にはさらにリザーブメンバーを投入し、エナジー溢れる攻撃で相手のディフェンスを崩します。最後は、近藤選手がディフェンスの穴を抜け出し、俊足を活かしてそのままトライ。ゴールキック成功で26-12と連続トライとなります。
その後のリスタートから5分以上、自陣ゴール前でのピンチが続く防戦一方に近い状況になりますが、運動量で勝るスピアーズは、最後まで相手に得点を与えず、最終スコア26-12で勝利しました。
【試合後コメント】
高野コーチコメント
「新入団選手を中心とした若い選手がいいマインドセットで試合に臨んでくれました。最後は厳しい時間帯もありましたが全員でコネクションを保ちながら、ハードワークをして後半無失点に抑えられたことは、チームにとっていい流れを作る試合であったと思います。」
【ピックアップ写真】
↑木田選手はボールを持っての力強く速いランで存在感を発揮
↑スクラムが長所の紙森選手。スクラムがアンコンテストスクラムだったのが非常に惜しい。
↑ハラトア選手は2戦目の練習試合。速さと上手さと強さを持つ
↑途中出場となった押川選手
↑アシペリ選手は強さを発揮。激戦区第3列でさらなる成長に期待
↑福田選手はフッカーで途中出場
【ラグビー用語解説】
*
1.ハンドオフ
ボールを持っている選手が、タックルに来た選手を、片手で相手を突き放すようにしてタックルを切るプレー。タックラー側はこのハンドオフを予想して、ハンドオフをかわしたりさばいたりしてタックルするケースもある。
2.アドバンテージ
反則を受けたチームが有利に働いている場合、プレーを継続させること。ミスや反則があった場合は反則があった地点からリスタート。一定時間がたつとアドバンテージは解消されます。
3.ブレイクダウン
ラックの攻防のこと。ターンオーバーやペナルティは、ブレイクダウンの際に起こることも多い。
4.ジャッカル
タックルをされたプレーヤーからボールを奪うプレー。アタック側にオーバーを入られるまでのほんの1~2秒で奪う瞬間技。