近鉄ライナーズ戦試合結果
08.12.24(水)16:51キックオフ
クボタスピアーズ |
近鉄ライナーズ | |||||||||
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28 | 合計 | 14 | ||||||||
T | G | PG | DG | 計 | T | G | PG | DG | 計 | |
- | - | 4 | - | 12 | 前半 | 1 | 1 | - | - | 7 |
1 | 1 | 3 | - | 16 | 後半 | 1 | 1 | - | - | 7 |
出場選手
# | 前半 | 後半 |
---|---|---|
1 | 佐川 聡 | 佐川 聡→手塚洋成 |
2 | 荻原 要 | 荻原 要→中島貴司 |
3 | 伊藤邦行 | 伊藤邦行 |
4 | 鈴木康太 | 鈴木康太 |
5 | 清野輝俊→鈴木 力 | 鈴木 力 |
6 | ドゥルー・ヒッキー | ドゥルー・ヒッキー |
7 | 岩上篤史 | 岩上篤史 |
8 | トウタイ・ケフ | トウタイ・ケフ→シオアペ・ホラニ |
9 | 笠倉みちる | 笠倉みちる→茂木隼人 |
10 | シェーン・ドゥラーム | シェーン・ドゥラーム→伊藤宏明 |
11 | 根岸康弘 | 根岸康弘 |
12 | カトニ・オツコロ | カトニ・オツコロ |
13 | 阿部博典 | 阿部博典→高橋銀太郎 |
14 | 小堀弘朝 | 小堀弘朝 |
15 | 柴原英孝 | 柴原英孝 |
個人得点
氏名 | T | G | PG | DG | 計 |
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シェーン・ドゥラーム | 0 | 1 | 7 | 0 | 23 |
柴原英孝 | 1 | 0 | 0 | 0 | 5 |
レポート
トップリーグ2008年-2009年レギュラーシーズンが、第13節の近鉄戦を持ちまして、終了しました。
レギュラーシーズンを通し、ファン皆様から多くのご声援を頂き、心から御礼申し上げます。
前節サニックスから辛くも、勝利を得、ゲームの流れの変わる事の恐怖と、本物の力を得ることの難しさを学びましたので、チームの中にもう一度、原点に立ち戻って戦うという雰囲気が盛り上が
ったことは、良い経験をさせて頂きました。
近鉄戦に臨むに当たり、「今シーズンの取り組みの集大成のゲームにすること。」を示し、簡単に勝てる相手ではなく、戦いの方針としては、しっかりテリトリーをとり、スコアーチャンスをものにする、ディフェンスのチームルールをしっかりと守る事を基本としました。
スピアーズも4トライ以上を上げて、勝ち点5を得ることは、6位以内を確保する上で大切な目標でしたが、勝ちを優先しつつ、トライを狙うという戦い方でしたので、キックを主体としたゲームコントロールで、序盤はペナルティーゴールにより、得点を重ねて行きました。
後半に入り、近鉄のメンバーがシンビンで一人退出していることを冷静に見極め、ペナルティーからラインナウトを選択し、冷静にサインプレーをしかけトライを奪い、ゲームの流れはスピアーズにありました。
直後のペナルティーからは、トライを狙うのか、得点を重ねるのか、意見の分かれるところでしょうか、選手の選択はゴールを狙い、徹底して勝ちにこだわるという意思でした。
その後、近鉄も反撃に転じ、攻撃を耐える時間が続き、ディフェンスのミスにより近鉄にトライされ、得点差が14点となった時は、一瞬嫌な気持ちになりましたが、最後までディフェンスのルールを守り、しっかりとタックルすることで、近鉄の攻撃を耐え抜き、最後まで自分達の戦い方を貫き、勝利をものにした選手たちを称えたいと思います。
ゲーム終了の直前にNEC逆転ニュースが入り、この時点では7位の順位でしたが、第2試合で神戸製鋼がヤマハ発動機に、勝利したことで最終順位が6位となり、日本選手権の権利を手に入れられました。
トップリーグスタートの前年の全国大会予選プールで、クボタ、ヤマハ、近鉄の3チームの勝率が同じとなり、トライ数の差でヤマハと近鉄がトーナメントに進むということがありましたので、この3チームの因縁とその時の借りが返せた思いが有ります。
スピアーズの6位に対し、いろいろな見方ができると思いますが、結果的には勝利したチームよりは、順位が上で、敗戦したチームよりは順位が下にいるという内容には、すっきりとした気持ちで、堂々と胸を張って、次の日本選手権に向かえる成績であると思います。
『Spears For One』のスローガンの下、何としても初戦に勝ち、開幕ダッシュをかけるということをチームの目標として、練習に取り組んできたこと。
選手・スタッフの思い、そしてファンの皆様、会社関係者等、多くの後押しを得て、開幕から強豪のヤマハ、トヨタを倒すことができ、最高のスタートを切れたことが、この結果を生んだものと考えております。
振り返れば、ピンチも惜しいゲームも有り、長いようで、あっという間にレギュラーシーズンを終えた気がしますが、頑張ったことが日本選手権という結果につながったことで、「共感」と「自信」がチームの中にも芽生えてきたと感じています。
皆様の声援を力に、ここまで戦う事ができました。
この感謝の気持ちを日本選手権で、ファンの皆様に「感動」をお届けすることで、お返ししたいと思っております。
まだまだ続くシーズンを皆様と共に送れることに感謝して、全力を尽くしますので、今後ともスピアーズへのご声援を宜しくお願い申し上げます。