ヤマハ発動機ジュビロ戦試合結果
09.05.22(金)11:53キックオフ
クボタスピアーズ |
ヤマハ発動機ジュビロ | |||||||||
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18 | 合計 | 11 | ||||||||
T | G | PG | DG | 計 | T | G | PG | DG | 計 | |
2 | 1 | 1 | - | 15 | 前半 | 1 | - | 2 | - | 11 |
- | - | 1 | - | 3 | 後半 | - | - | - | - | 0 |
出場選手
# | 前半 | 後半 |
---|---|---|
1 | 手塚 洋成 | 手塚 洋成 |
2 | 荻原 要 | 荻原 要 |
3 | 端本 太郎 | 端本 太郎→中島貴司 |
4 | 鈴木 康太 | 鈴木 康太 |
5 | ホラニ・龍シオアペラトォウー | ホラニ・龍シオアペラトォウー |
6 | 今野 達朗 | 今野 達朗 |
7 | ドゥルー・ヒッキー | ドゥルー・ヒッキー→岩上篤史 |
8 | マイケル・ブロードハースト | マイケル・ブロードハースト |
9 | 李 明根 | 李 明根 |
10 | シェーン・ドゥラーム | シェーン・ドゥラーム |
11 | 根岸 康弘 | 根岸 康弘 |
12 | カトニ・オツコロ | カトニ・オツコロ |
13 | 阿部 博典 | 阿部 博典→高野彬夫 |
14 | 柴原 英孝 | 柴原 英孝 |
15 | 吉田 英之 | 吉田 英之 |
個人得点
氏名 | T | G | PG | DG | 計 |
---|---|---|---|---|---|
シェーン・ドゥラーム | 0 | 1 | 2 | 0 | 8 |
カトニ・オツコロ | 1 | 0 | 0 | 0 | 5 |
ホラニ・龍シオアペラトゥー | 1 | 0 | 0 | 0 | 5 |
レポート
トップリーグ第2戦は昨年1点差で勝利を飾ったヤマハが相手。
先週は強豪のトヨタをノートライに抑えるなど粘り強さが信条で、さらにスピアーズに対して昨年の借りを返したいという高いモチベーションで来ることが予想されました。
立ち上がりエンジンの掛かりが遅いスピアーズはミスやペナルティを繰り返し、序盤はヤマハが完全にペースを掴みました。昨年までのスピアーズならばこのような展開の中、思い通りにいかないフラストレーションに耐え切らず、多くのペナルティやシンビン(一時的退場)を犯すなど、自滅して負けるケースが少なくありませんでした。
しかし今年は荻原主将のもと、苦しい時にこそチームが一つになって、難局を打開するという力を身につけてきたことが、この試合で証明されました。
まずは春から取り組んできたハイパント系のコンテストキックで、果敢に相手にプレッシャーを掛け続け、次第に試合のペースを取り戻すと、 フォワードの安定したセットプレーと惜しみない運動量、そしてバックスのキック&チェイスが相手を上回り、ディフェンスでも全員が低いタックルで身体を張り続けました。
雨中の試合はボールが滑りやすく、パスで広くボールを動かすことが難しいので、キックとディフェンスが勝敗を分ける鍵となります。その意味では豪雨の中でスピアーズがゲームをコントロールできたことが勝利に繋がったと思います。
この試合のマン・オブ・ザ・マッチは正確なキックで勝利に貢献したSOのシェ-ン・ドラームが獲得しましたが、彼を活かすような周囲の選手の地道で骨惜しみないプレーが、チームを勝利に導いたことは間違いありません。
昨年も開幕2連勝、しかしここから少しずつペースを乱していった昨年の経験を、今年は絶対に活かさなければいけません。
特に思い通りにいかないときにどのように対応すべきなのか。自分達のやってきたことを信じ、チームの規律を重んじながら目の前の一つ一つのプレーに集中するということの大切さ。
この試合から得た教訓は今後も必ず生かされてくると思います。
まだまだトップリーグは始まったばかりですが、奢ることなくスピアーズは更なるレベルアップを目指していきます。
今後とも選手へのご声援、宜しくお願い致します。