いつもクボタスピアーズを応援して頂きありがとうございます。
先日の北上市ラグビーフェスティバルでの釜石シーウェイブス戦を行うにあたり、チーム全員で遠征し、復興支援を目的とした地域貢献活動を行いましたので報告します。
釜石戦のノンメンバーを中心に22日(金)に2件、23日(土)に1件の地域貢献活動を行いました。
まず6月22日の午前中、鵜住居(うのすまい)小学校に訪問しました。
鵜住居小学校は「釜石の奇跡」(東日本大震災で釜石市内の小中学生が99.8%が助かったという事実)でも有名な小学校です。
震災当時あった校舎は津波被害に合い、現在は高台の場所に移動しています。
現在建設中の2019年ラグビーワールドカップ会場に予定されている釜石鵜住居復興スタジアムともほど近く(旧校舎の場所にスタジアムが建設されています。)、ラグビーには縁が深い小学校です。
その鵜住居小学校の5,6年生の生徒53名にタグラグビー授業を行いました。
↑生徒たちを4チームに分け、指導を行います。選手たちも生徒たちに交じり、一緒にプレーをしながら指導します。
鵜住居小学校の生徒たちは、日ごろからタグラグビーの授業や練習をしていることもあり、すぐに試合形式の練習に入ることができました。
生徒たち同士での試合の後、スピアーズ選手 vs 鵜住居小学校代表チームで対戦!
↑試合は白熱した内容になり、体育館は大声援でした。
試合の結果は、3-1で鵜住居小学校の勝利!
スピアーズは残念ながら負けてしまいました。
タグラグビー後は、スピアーズvs鵜住居小学校5,6年生全員でドッジボールを行いました。
↑クッション性のあるラグビーボールを使用してのドッジボール。オーバースロー禁止で、ラグビーのパス方法でしか投げることができません。
授業の最後に、釜石市には2019年ラグビーワールドカップでフィジー代表が試合をするということで、新関選手からフィジー語のレクチャーがありました。
新関選手はこの日のために、スピアーズのフィジー出身選手であるパトリック・オズボーン選手からフィジー語のレッスンを受けていました。
2時間の授業でしたが、みんな笑顔で楽しい時間を過ごすことができました。
鵜住居小学校を後にすると、2019年ラグビーワールドカップの会場である 釜石鵜住居復興スタジアムの見学を実施しました。
↑元釜石シーウェイブスの選手であり、現在は釜石市ラグビーワールドカップ2019推進本部事務局主任である長田様より会場を案内して頂きました。
その後、宿舎でもある宝来館へ戻り、選手全員で宝来館の女将さんから「震災について」「ラグビーワールドカップ会場の誘致活動について」「クボタとのかかわりについて」の講話を聞きました。
↑最後にオズボーン選手から女将さんにサイン入りジャージのプレゼント。
宿舎を後にすると、釜石戦メンバーは北上市へ。
それ以外のメンバーは地元の高校生にラグビークリニックを実施しました。
↑高校生20名ほどを対象に、ポジション別のスキル練習を実施しました。
翌日の6月23日、釜石戦の試合前に、北上市や釜石市の小学生を対象とした100名にラグビークリニックを行いました。
子供たちを3チームに分け、ボールゲームを中心とした内容を実施しました。
選手自ら指導メニューを考え、子供たちの年齢に応じた指導を行いました。
また、選手自身も一緒にボールゲームに参加し、参加者と選手が一丸となってラグビーを楽しみました。
ボールゲームの後は選手への質問タイムです。
子供たちみんなが手を挙げて
「どうしたらそんな大きくなるの!?」
「日本代表になるにはどうしたらいいの!?」
「どうやったら早く走れるの?」
といった多くの質問がされました。
↑「どうやったら早く走れますか?」の質問に実際に走って見せる合谷選手
最後に全員で記念撮影を行い、クリニックを終了しました。
↑今回のイベント参加者の方々には、中九州クボタグループのコメノパンヤ「玄氣堂」が製造・販売している玄米パスタが配られました。
2日間で3件の地域貢献活動を実施したスピアーズ。
ラグビーで勝利し、日本一を達成することも我々の大きな使命ですが、ラグビーで会社や地域の方々のお役にたつことも使命のひとつです。
今回の遠征で、スピアーズが釜石市・北上市の方々を笑顔にすることができたことをチーム一同うれしく思います。
これからもスピアーズはこうした活動を通じて、社会に貢献できるようなチーム作りを行っていきます。