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いよいよトップリーグカップ2019が開幕します。
今季のトップリーグカップは昨年と違い、トップチャレンジ8チームも参加。
通常のトップリーグでは見ることができない対戦が用意され、ラグビーファンとしては楽しみなシーズンです。
ここで、簡単に今季トップリーグカップ2019の概要を説明します。
・トップリーグ16チーム+トップチャレンジ8チームの計24チームが参加。
・各プール6チームの4プールに分けて対戦。
・各プール総当たりのプール戦を5試合連続で行います。
・各プール1位のみがプレーオフトーナメントに出場し、優勝を決めます。
・日本代表候補選手は出場しませんが、外国人枠がありません。
といった内容です。
キャッチフレーズの『日本ラグビーの底力を、魅せてやれ。』の通り、日本ラグビーの真価が問われるシーズンになるでしょう。
外国人選手や若手選手の発掘と育成、代表レベルの選手がいなくともとも戦えるチーム力の構築。そして、運営面でも日本ラグビー界がワールドカップ前にどの程度集客できるか、など注目すべき点はいくつもあります。
そんなこれからのラグビー、そしてスピアーズを作るうえでも重要なシーズンがいよいよ土曜日に開幕します。
この試合は、「ファンサービスのお知らせ」でも触れています通り、東京都とスピアーズの共同開催として運営し、「ラグビーまつりプロジェクト」にも認定されたイベントです。
試合でも、ファンサービスでも皆様に楽しんでいただけるようチーム一丸となり取り組みますので、ぜひご来場ください。
見どころ!!
この試合の見どころは
ゲインラインバトルを制するものが試合を制する
です!
ゲインラインバトルとは簡単に言うと、いかに前に出るかの勝負のことです。
(ラインアウト・スクラム・ラック・モールを起点に横一線にひかれるラインがゲインライン。そこから前に出たか否かの勝負のことです。)
これはオフェンス・ディフィンスの双方に共通するラグビーの勝敗をわける重要な要素です。
セットプレー(スクラム・ラインアウト)やラックから次のラックまでに少しでも前にでることが重要です。(=ゲインラインバトルに勝つ)
攻撃であれば、ひとつのラックごとに前に出ることができれば、攻撃に勢いとリズムが生まれ、相手ディフィンスが崩れます。
ディフィンスでゲインラインバトルに勝てば、相手の攻撃のリズムは生まれず、ボールを停滞させ、その間にディフィンスラインを整えることができます。
とても簡単かつ重要なポイントなので、「ラグビーを初めて見るけど、どこを見たらいいかわからない」という方は、このゲインラインバトルに注目すると分かりやすいかもしれません。いかにラグビーが「前に出ること」が重要なスポーツかが分かると思います。
注目選手!!
そんなゲインラインバトルがポイントとなる一戦の注目選手は
ファウルア・マキシ選手です。
今季行われた練習試合では、2試合連続スタメン出場。今回もフォワードの要であるナンバー8で出場予定です。その恵まれた体格とスピードで、どの局面でも接点に勝ち、アタックではボールを前に運び、ディフィンスでは確実に相手を倒し、ボールを奪います。
また、視野も広く相手のスペースを突くラグビーセンスやこの体格ながらとても器用なプレーもこなせることも彼の魅力です。
今季ルーキーながら早くもチームの主要選手になりつつあるマキシ選手にぜひご注目ください。
トップリーグカップ2019第1節 vsコカ・コーラレッドスパークス戦は
江戸川陸上競技場で13時からです。ご声援お願いします。