いつもクボタスピアーズを応援して頂きありがとうございます。
2020年3月23日にトップリーグより発表されました「ジャパンラグビートップリーグ2020大会中止のお知らせ」により、トップリーグ2020の中止が決定。そして、2020年4月2日に日本ラグビーフットボール協会より発表されました「第57回日本ラグビーフットボール選手権大会開催中止のお知らせ」を受けて、クボタスピアーズの2019-2020シーズンが終了いたしました。
新型コロナウィルスの影響により、シーズン途中での終了ということになってしまいましたが、ファンの皆様にはたくさんの応援を頂き、とても感謝しております。
昨年春に"ONE"のスローガンのもとスタートした今季のチームは、多くのファンの方々に支えられたシーズンでした。
トップリーグカップ2019では、夏季の開催ということもあり、雨や暑さなど観戦する側も厳しい環境の中、試合会場に足を運んで頂き、熱い声援を頂きました。日本代表や各国代表などの代表選手不在の中、スピアーズを応援して頂いたおかげで、チームは勝ち星を重ね、準優勝という結果を手にすることができました。
多くの人々に感動と興奮を与えたラグビーワールドカップ2019を経て開幕したトップリーグ2020では、開催地問わず多くのファンの方々にお越しいただき、4勝2敗という結果で終えました。
ファンの皆様と同じようにチームとしてもこのような形でのシーズン途中の終了となり、残念な思いはありますが、まずは新型コロナウィルスの収束が第一と考えています。事態が収束し、またファンの皆様とグラウンドでお会いできることを楽しみにしております。
立川キャプテンとフランヘッドコーチより、シーズン終了にあたっての以下の通りコメントがありますので、ご覧ください。
【立川理道キャプテンコメント】
キャプテンの立川理道です。今シーズンの応援ありがとうございました。
ファンの方々の声援が本当に力になりました。
カップ戦では、初の決勝戦を経験することができました。結果は負けてしまいましたが、フランヘッドコーチ始め、スタッフ陣と選手、ファンの皆さんで積み上げてきたものを試合で出せるようになり、自信を得るカップ戦になりました。
ただ、誰一人満足なんかしていなくて、トップリーグ2020ではトップ4を目標に"ONE"として戦いました。
4勝2敗と言う結果で終わりましたが、試合に出ているメンバーだけでなく、チーム全員で毎試合臨むことが出来たと思います。新加入の外国人もこれまでのプロセスを理解して、新しい文化をチームに取り入れてくれることで、チームは間違いなく良い方向に向かっているのを感じていました。
そんな中シーズン途中で終わってしまった事は、非常に残念です。
今季で退団や引退される選手もいるので、これで終わりというのは寂しいですが、恩返しする為にも、来季に向けて今年得たチームの文化を更に進化させていきたいと思います。
ファンの皆様も"ONE"となり一緒に戦いましょう。
【フラン・ルディケヘッドコーチコメント】
オレンジアーミーの皆様
コレカラダ
コロナウィルスの勃発はラグビー日本協会だけでなく、その他の人気スポーツの組織機関にも延期や中止の判断を余儀なくさせました。
今シーズンはこれで終了となってしまったこと、特にスピアーズは今シーズン幸先のよいスタートを切れていた中で、皆さんがどれほどがっかりしているか、想像できます。
チームがこういった状況にあるときは、お互いに「コントロールできることをコントロールする」ことにフォーカスしていこう、という話をしています。今回の件は非常に残念ですが、我々がコントロールできないことです。
今回のドアは閉じることにしましょう。そしてトップリーグカップの決勝でプレーしたことだけでなく、今シーズンのエキサイティングな勝利も併せてハイライトとして振り返って称えましょう。また改めて、今シーズントップリーグ100試合出場を達成したバツベイ シオネ選手にはよくやったと言ってあげたいです、君は真のクボタマンだ。
我々の祈りと願いを世界中のすべての人に対して捧げますが、日本でもコロナウィルスによって愛する人を失った方々にも同様に捧げます。
↑トップリーグカップ2019第1節 vsコカ・コーラレッドスパークス戦の試合後の集合写真
↑トップリーグカップ2019決勝 vs神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦での表彰式
↑トップリーグ2020 第1節 vsパナソニックワイルドナイツ戦での試合後の集合写真
↑トップリーグ2020 第6節 トヨタ自動車ヴェルブリッツ戦での後半逆転トライ前の集合の様子