2021-22シーズン NTTリーグワン 第15節試合結果
22.05.01(日)12:00キックオフ
クボタスピアーズ |
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合計 | 40 | |||||
T | G | PT | PG | DG | 計 | |
前半 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 8 |
後半 | 4 | 3 | 0 | 2 | 0 | 32 |
VS |
---|
合計 |
前半 |
後半 |
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安 |
||||||
---|---|---|---|---|---|---|
合計 | 13 | |||||
T | G | PT | PG | DG | 計 | |
前半 | 1 | 1 | 0 | 2 | 0 | 13 |
後半 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
出場選手
# | スターティングメンバー |
---|---|
1 | 海士広大 |
2 | 杉本博昭 |
3 | 北川賢吾 |
4 | ヘルウヴェ |
5 | デーヴィッド・ブルブリング |
6 | ルアン・ボタ |
7 | ピーター・ラピース・ラブスカフニ |
8 | バツベイシオネ |
9 | 藤原忍 |
10 | バーナード・フォーリー |
11 | 木田晴斗 |
12 | 立川理道(Cap) |
13 | ハラトア・ヴァイレア |
14 | 根塚洸雅 |
15 | ゲラード・ファンデンヒーファー |
リザーブメンバー
# | リザーブメンバー |
---|---|
R | 大塚健太郎 |
R | 才田智 |
R | オペティ・ヘル |
R | 青木祐樹 |
R | 末永健雄 |
R | 谷口和洋 |
R | テアウパシオネ |
R | 金秀隆 |
個人得点
氏名 | T | G | PG | DG | 計 |
---|---|---|---|---|---|
木田晴斗 | 1 | 5 | |||
バーナード・フォーリー | 1 | 3 | 3 | 20 | |
ゲラード・ファンデンヒーファー | 1 | 5 | |||
ハラトア・ヴァイレア | 1 | 5 | |||
根塚洸雅 | 1 | 5 |
入替・交替
種類 | 時間 | 背番号 |
---|---|---|
交替 | 前半14分 | 6 → 20 |
入替 | 後半4分 | 3 → 18 |
入替 | 後半11分 | 4 → 19 |
入替 | 後半13分 | 1 → 17 |
入替 | 後半22分 | 9 → 21 |
入替 | 後半22分 | 13 → 22 |
入替 | 後半25分 | 15 → 23 |
入替 | 後半30分 | 2 → 16 |
レポート
前節の勝利でプレーオフ出場が決定したスピアーズ。
しかし、ホストゲームラストマッチとなる今回の試合。
これまで2019年からホストゲームを行ってきた江戸川区陸上競技場でスピアーズは8戦全勝。9度目の試合となる今回も勝利し連勝記録を伸ばしたいところです。
負けられない理由ほかにも。
今回は互いに千葉県、そして東京湾沿いをホストエリアにする両チーム。千葉ダービーであり、東京ベイダービーでもあります。
また、この試合は特別にSDGsスペシャルジャージーを着用して臨みます。
(参考)特別ジャージーでホストゲームラストマッチ!NTTリーグワン2022 第15節 SDGsスペシャルジャージー着用のお知らせ
当日は、ホストゲームパートナーとして株式会社オーティーエスと共にスタジアムを盛り上げました。
(参考)ホストゲームパートナー情報のお知らせ(NTTリーグワン2022 第15節)
/news/2022/04/26/120000.html
前半:雨と相手ディフェンスに苦しみながらも耐える40分
スピアーズはウォーミングアップ中に予想外のことが2つ。
ひとつは曇り空のまま持つかと思われた天候でしたが、雨に。その雨は予想以上に激しく、ボールと地面を濡らします。
また、17番でのリザーブで出場予定だった紙森選手が怪我により出場できなくなり、バックアップだった才田選手が急遽出場となります。
肌寒い天候のなかキックオフ。
前半はスピアーズにとって風上となります。
雨天の天候を考えると、エリアを取り、近場のプレーやモールなどでコツコツと点数を取りところ。
しかし、この40分は苦戦を強いられます。
前半から相手のディフェンスに苦しみアタックでは前に出ることができず、ディフェンスでも反則を取られてしまいます。
前半3分にトライとゴール、そして前半6分にペナルティゴールを奪われ、序盤で10点のビハインド。
雨も強くなる中、追い返したいスピアーズですが、なかなかチャンスを作れません。
しかし、そんな流れがつかめない中でも耐え、スピアーズらしいアタックが生まれのは前半24分。
ラインアウトから連続攻撃を仕掛けると1フェーズ1フェーズで前にでてリズム良くアタック。
小さなパスでテンポ良くボールを繋ぎながら、相手ディフェンスに強く当たり、少しでも前に出てアタックを仕掛けると、最後はこの日が初先発となるハラトア選手が相手ディフェンスのミスマッチを見逃さずラインブレイクして、抜け出すとゴールライン直前でサポートについた木田選手に繋ぎ、そのままトライ。4月から登録された新入団選手二人によって5点を追加します。
その後は互いにペナルティゴール1本ずつを返し、8-13で前半を折り返します。
後半:ボールを取り返すディフェンスと決定力のあるアタックが爆発
前半に比べ、雨が弱まった後半。
スピアーズキックオフ直後から、アグレッシブなラグビーで前半までの悪い流れを断ち切ります。
それを作ったのはディフェンスから。
敵陣でのディフェンスによるプレッシャーで逆に相手を下げさせながら、圧をかけてミスキックを誘うと、敵陣22m付近でマイボールラインアウト。
モールを組むと見せかけて、バックスラインにポジションしていた末永選手がディフェンスのギャップを切り裂くようにボールを貰うとゴールラインまで。
そこからはスピアーズが得意とする近場の攻撃で相手のディフェンスを整える間を与えずアタックすると、最後は走り込んできたファンデンヒーファー選手がゴール中央にトライ。前半4分ゴールも成功し15-13と後半開始してさっそく逆転します。
その後も互いにボールを保持する攻防はありますが、ペースを握るきっかけになったのはやはりディフェンス。
後半から交代したオペティ選手のタックルからの海士選手のジャッカル、ハラトア選手のハードタックル、ウヴェ選手のモールディフェンスなどで相手の攻撃の芽を摘み、チャンスを与えません。
そうしたディフェンスからのチャンスを確実にものにしたのはスピアーズ。
後半13分、敵陣マイボールのスクラムから、勢いのある連続攻撃でアドバンテージ*1を得ると、フォーリー選手が右外にキックパス。これに走り込んだのは、この試合存在感を見せているハラトア選手。しっかりとキャッチし、そのままインゴールに飛び込みトライとすると20-13と7点差に広げます。
これでペースを掌握したスピアーズは、選手交代をしながら後半17分、19分と立て続けにフォーリー選手がペナルティゴール成功。26-13と差を広げます。
しかし後半25分を過ぎたところで、自陣ゴール前相手ボールラインアウトからモールを押し込まれます。トライを奪われたかと思いましたが、TMO*2の結果これがノートライに。
その後のドロップアウトからのディフェンスで、相手のファンブルにラピース選手が素早く反応。谷口選手がすぐにフォーリー選手に離すと、相手ディフェンスのふたりに引きずれながらバックフリップパス*3。これに根塚選手が反応しボールを貰うとゴールラインに一直線に駆け抜けトライ。ゴールも成功し、33-13とピンチから作ったチャンスで相手を突き放します。
その後、後半33分には敵陣からの10フェーズ以上に渡る攻撃の末、立川選手→才田選手→バツベイ選手とオフロードパス*4で繋ぎ、相手ディフェンスを翻弄。最後はフォーリー選手に渡して、ダメ押しのトライでゴールも成功し、40-13とします。
残り時間を安定したセットプレーと粘り強いディフェンスを見せ80分が経過。
最後は、途中出場のテアウパ選手が強烈なタックルで相手のノックオンを誘い、ノーサイドとなりました。
流れが悪い状況を最小限の失点に抑えつつ、徐々にペースを掴み、ハーフタイムで修正し、後半得たチャンスを確実に得点に反映させて点差を広げる。そして、後半は無失点。スピアーズの成長が見られる80分でレギュラーシーズン最終節の16節に挑みます。
★現在の順位
スピアーズはこの試合で、ボーナスポイントを含め勝ち点5を加え、合計勝ち点58点で2位に位置しています。
★この試合のハイライト映像はこちらです↓
https://youtu.be/2ex7XMuF_eQ
【試合後コメント】
ヘッドコーチコメント等の記者会見でのコメントは、リーグワンホームページ試合レポートをご確認ください。
【ピックアップ写真】
↑プレイヤーオブザマッチはバツベイ選手
↑初先発で大活躍、攻守にわたり活躍したハラトア選手
↑才田選手は急遽出場ながらトライにも繋がるプレーをみせた
↑末永選手は予定よりも早い時間での出場となったが安定感のあるパフォーマンスを発揮
↑ラピース選手は接点での力強さと運動量を見せる
↑怪我から復帰し13節から出場している海士選手はフィールドプレーで大活躍
【ラグビー用語解説】
*
1.アドバンテージ
反則を受けたチームが有利に働いている場合、プレーを継続させること。ミスや反則があった場合は反則があった地点からリスタート。一定時間がたつとアドバンテージは解消されます。
2. TMO
テレビジョン・マッチ・オフィシャル、つまりビデオ判定のこと
3.バックフリップパス
ボールを持った手のまま、手首をボールに巻き付けるように反転させて行うパス。
4.オフロードパス
タックルを受けながらのパス
【次戦についてのお知らせ】
NTTリーグワン2022第16節
相手:埼玉パナソニックワイルドナイツ(現在3位)
日時:5月7日(土)17時00分
場所:熊谷スポーツ文化公園ラグビー場
https://league-one.jp/stadium/1
【次戦の観戦情報】
ホスト&ビジター:ビジター
ジャージー:ファースト
チケット情報
https://www.footballmark.jp/wildknights/ticket.html
TV放映
Jスポーツ4(生放送)
https://www.jsports.co.jp/program_guide/03/12/93767_4240482
Jスポーツオンデマンド(LIVE配信)
https://jod.jsports.co.jp/p/rugby/leagueone/2022050701-L
テレビ埼玉
https://www.teletama.jp/sports/league-one.html
HUB
HUB船橋店含む他店舗で放映予定
https://www.pub-hub.com/index.php/event/detail/24824
アプリ
スーパー応援した方&サブスク登録者にはデジタルサイン入り画像をプレゼント!どの選手の画像がプレゼントされるかはお楽しみに!
同様の内容をTwitterでも連携予定です。
https://app.spo.live/share/?sportsId=rugby&leagueId=league_one_2022&gameId=22581&locale=ja&t=1651470235375