杉本 博昭 選手
年齢 | 35歳 |
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ポジション | フッカー |
在籍 | 13シーズン(2011~) |
スピアーズデビュー戦 | 2011年11月26日 東京ガス戦(秩父宮ラグビー場) |
スピアーズCap | 116 cap |
※Cap・・・公式戦試合出場数
今シーズンの選手で最長の在籍期間、スピアーズを下部リーグ時代から支えてきた『スピアーズのアニキ』がチームを去ります。大阪工大高、明治大学では主将を務め、各世代の代表も経験し華々しいキャリアでスピアーズに入団。しかし入団当時のスピアーズの主戦場は下部リーグでした。
そんな中で杉本選手の同期たちを中心とした若い力でチームを昇格させ、現在のチームを作り上げてここまできました。チームの成長と共に選手が入れ替わる中、怪我やポジション変更などを経験し、選手として成長してここまで歩んできた杉本選手。自ら決断し今回の引退に至りました。杉本選手が築いた歴史は、チーム文化となり、これからのスピアーズを作っていってくれることでしょう。
以下の通り、杉本選手からファンの皆様に向けたコメントをいただいています。ぜひご覧ください。
①スピアーズ在籍中の最も印象に残る試合やエピソードを教えてください。
これまで数々の試合を重ねてきて印象に残る試合は沢山あります。昨シーズン優勝した試合はもちろん、2011年に入団し1年でトップリーグに上げてやる気満々で挑んだシーズンにキヤノンとドコモに負けてトップイーストから上がれなかった試合。翌年2012年に三菱重工に勝利しトップリーグ昇格を果たした試合。2013年トップリーグで暴れてやるぞと意気込んだ矢先にアキレス腱を断裂しナンバーエイトからフッカーに転向し、2014年にポジション変更して初めて挑んだサントリーとの練習試合(11月30日)は散々だった事を今でも覚えています。そしてトップリーグ1st capを獲得した2015年11月14日の東芝戦など、思い返せば印象に残る試合ばかりで、大敗した試合、逆転勝利した試合、マンオブザマッチを獲得した試合など僕にとっては全てが印象深いです。
↑2013年1月20日のトップリーグ昇格を果たした三菱重工相模原ダイナボアーズ戦では兄弟対決も
②スピアーズのファンに向けてメッセージをお願いします。
私は クボタスピアーズで約13年間プレーしてきましたが、入団当初はオレンジアーミーという言葉はもちろんなく、ファンの数も今より極めて少なかったように感じます。それが今ではこんなにも沢山の方々に送り出して頂き、最高のチーム、選手、コーチ、スタッフ、関わってくれたOBと、オレンジアーミーの前で引退する事が出来て僕は本当に幸せものですし、感謝の気持ちでいっぱいです。今まで幾度となく襲い掛かるピンチやチャンスの時に熱い強いご声援を頂き本当にありがとうございました。クボタスピアーズでオレンジアーミーと一緒に試合が出来たことは僕にとって誇りです。皆様のおかげで最高に素晴らしいラグビー人生を送ることができました。長い間のご声援本当に、本当にありがとうございました!
【杉本選手の写真を紹介】
↑デビュー戦ではNO.8で出場
↑トップリーグデビューとなった2015年11月14日東芝ブレイブルーパス戦(秩父宮ラグビー場)
↑最後の公式戦出場となったのは2024年3月3日三菱重工相模原ダイナボアーズ戦(秩父宮ラグビー場)では目標にしていたデイン・コールズ選手と入替出場
杉本選手のチームへの貢献に感謝し、次のステージでの活躍を期待しています。
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